書籍詳細:産業空洞化はどこまで進むのか
産業空洞化はどこまで進むのか 中国の挑戦・日本の課題
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定価:税込 2,860円(本体価格 2,600円)
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内容紹介
《世界の工場》と化した中国。生産から研究開発まで海外移転が進む日本。製造業の空洞化はさらに加速するのか。各業種の実態をふまえ、空洞化に強い産業・弱い産業を検証する。
目次
まえがき
第1部 総 論
第1章 産業空洞化論を斬る
0 巨大な挑戦
1 21世紀の中国イメージ中国経済のゆくえ
2 産業構造の変化か空洞化か
3 構造調整の進行
4 2010年問題
5 産業再生サバイバルへの道
第2章 対日直接投資――日本経済構造改革の要
1 外資こそ改革の旗手
2 自治体間外資受け入れ競争
3 対内直接投資「後進国」日本
第3章 アジアにおける比較優位構造の変化と空洞化問題
1 日本の貿易の概況
2 産業別にみた国内製造業の比較優位構造
3 今後の比較優位構造の展開―鍵となる技術革新による生産性向上
第4章 技術進化の現状と意義――モジュール化を中心に
1 モジュール化とはなにか
2 イノベーションと生産システムの新しい方向
3 おわりに―大きな文脈のなかで
第2部 各 論
第5章 繊 維――事業転換による生き残り(卒業業種その1)
1 世界の繊維需給
2 世界の繊維貿易と繊維通商政策
3 各国・地域の繊維産業の動向
4 日本の繊維産業の現状と課題
第6章 造 船――構造改革によるサバイバル(卒業業種その2)
1 世界の造船100年の歴史―覇権の変遷
2 総合組立産業の比較優位―イギリス的凋落はあるか
3 造船企業の将来像
第7章 自動車――「擦り合わせ型」製品の優位性
1 日本自動車産業の概況
2 アジア自動車産業の現状
3 自動車製造の特徴
4 自動車産業におけるアジアの可能性
5 空洞化に関する展望
6 空洞化対策
第8章 自動車部品――高品質・開発力・デリバリの優位性で生き残り可能
1 中国への進出の推移
2 中国の自動車・部品市場の実態
3 日本の自動車部品メーカーの中国進出
4 中国自動車部品産業の実力
5 日本への部品輸出の可能性
6 東南アジアとの関係
第9章 IT(情報技術)――中期ビジョンの確立が鍵
1 中国における情報化の急進展
2 中国の情報化をめぐる論点
3 日本はどうすべきか?
第10章 情報家電――「選択と集中」によるサバイバル戦略
1 アジアにおけるグローバル化の進展
2 中国のエレクトロニクス産業
3 日本の情報家電の現状
4 情報家電の再生戦略
5 日本の情報家電産業の戦略
第11章 エレクトロニクス部品――国内生産の差別化とアジアとの分業
1 日本のエレクトロニクス部品産業
2 アジアのエレクトロニクス部品産業
3 日本がリードするキー・コンポーネント
4 国際的な事業展開と今後の展望
第12章 工作機械――モジュラー型は中国へ
1 工作機械は製造業の「要」
2 日本は世界一の工作機械生産国
3 工作機械の国際競争力
4 工作機械の需要構造
5 中国市場と中国の工作機械
6 モジュラー型工作機械は中国現地生産へ
7 工作機械の輸出入と貿易構造
8 展 望
第13章 金 型――超精密化・小型化によるサバイバル
1 金型も「要」の産業
2 金型の技術
3 金型の国際競争力
4 金型の貿易と生産
5 中国およびアジア主要国の金型産ニ
6 日本の金型産業の歴史と展望
第14章 産業機械――ハード中心からハード・ソフト融合のトータル・ソリューションへ
1 貿易統計にみる日本の産業機械の国際競争力
2 産業機械における「7段階進化論」
第15章 鉄 鋼――棲み分けの時代がつづく
1 鉄鋼需要と供給の発展パターン
2 日本鉄鋼業の国際競争力
3 日本鉄鋼業の海外事業の変遷
4 中国鉄鋼業の発展と日本の対応
5 展望にかえて
補 論 アメリカ製造業の「復活」と日本への示唆
1 アメリカ経済における製造業の位置
2 IT機器頼みの製造業GDP比率上昇
3 製造業「復活」のベースをつくった80年代の再編・構造転換
4 「IT革命」主導で「復活」を加速
5 「復活」について分かれる評価
6 新産業への疑問と期待
7 工業品の貿易赤字が拡大しているのはなぜか
8 括弧つきの復活
9 イギリスとの比較
10 日本に示唆するもの
あとがき
第1部 総 論
第1章 産業空洞化論を斬る
0 巨大な挑戦
1 21世紀の中国イメージ中国経済のゆくえ
2 産業構造の変化か空洞化か
3 構造調整の進行
4 2010年問題
5 産業再生サバイバルへの道
第2章 対日直接投資――日本経済構造改革の要
1 外資こそ改革の旗手
2 自治体間外資受け入れ競争
3 対内直接投資「後進国」日本
第3章 アジアにおける比較優位構造の変化と空洞化問題
1 日本の貿易の概況
2 産業別にみた国内製造業の比較優位構造
3 今後の比較優位構造の展開―鍵となる技術革新による生産性向上
第4章 技術進化の現状と意義――モジュール化を中心に
1 モジュール化とはなにか
2 イノベーションと生産システムの新しい方向
3 おわりに―大きな文脈のなかで
第2部 各 論
第5章 繊 維――事業転換による生き残り(卒業業種その1)
1 世界の繊維需給
2 世界の繊維貿易と繊維通商政策
3 各国・地域の繊維産業の動向
4 日本の繊維産業の現状と課題
第6章 造 船――構造改革によるサバイバル(卒業業種その2)
1 世界の造船100年の歴史―覇権の変遷
2 総合組立産業の比較優位―イギリス的凋落はあるか
3 造船企業の将来像
第7章 自動車――「擦り合わせ型」製品の優位性
1 日本自動車産業の概況
2 アジア自動車産業の現状
3 自動車製造の特徴
4 自動車産業におけるアジアの可能性
5 空洞化に関する展望
6 空洞化対策
第8章 自動車部品――高品質・開発力・デリバリの優位性で生き残り可能
1 中国への進出の推移
2 中国の自動車・部品市場の実態
3 日本の自動車部品メーカーの中国進出
4 中国自動車部品産業の実力
5 日本への部品輸出の可能性
6 東南アジアとの関係
第9章 IT(情報技術)――中期ビジョンの確立が鍵
1 中国における情報化の急進展
2 中国の情報化をめぐる論点
3 日本はどうすべきか?
第10章 情報家電――「選択と集中」によるサバイバル戦略
1 アジアにおけるグローバル化の進展
2 中国のエレクトロニクス産業
3 日本の情報家電の現状
4 情報家電の再生戦略
5 日本の情報家電産業の戦略
第11章 エレクトロニクス部品――国内生産の差別化とアジアとの分業
1 日本のエレクトロニクス部品産業
2 アジアのエレクトロニクス部品産業
3 日本がリードするキー・コンポーネント
4 国際的な事業展開と今後の展望
第12章 工作機械――モジュラー型は中国へ
1 工作機械は製造業の「要」
2 日本は世界一の工作機械生産国
3 工作機械の国際競争力
4 工作機械の需要構造
5 中国市場と中国の工作機械
6 モジュラー型工作機械は中国現地生産へ
7 工作機械の輸出入と貿易構造
8 展 望
第13章 金 型――超精密化・小型化によるサバイバル
1 金型も「要」の産業
2 金型の技術
3 金型の国際競争力
4 金型の貿易と生産
5 中国およびアジア主要国の金型産ニ
6 日本の金型産業の歴史と展望
第14章 産業機械――ハード中心からハード・ソフト融合のトータル・ソリューションへ
1 貿易統計にみる日本の産業機械の国際競争力
2 産業機械における「7段階進化論」
第15章 鉄 鋼――棲み分けの時代がつづく
1 鉄鋼需要と供給の発展パターン
2 日本鉄鋼業の国際競争力
3 日本鉄鋼業の海外事業の変遷
4 中国鉄鋼業の発展と日本の対応
5 展望にかえて
補 論 アメリカ製造業の「復活」と日本への示唆
1 アメリカ経済における製造業の位置
2 IT機器頼みの製造業GDP比率上昇
3 製造業「復活」のベースをつくった80年代の再編・構造転換
4 「IT革命」主導で「復活」を加速
5 「復活」について分かれる評価
6 新産業への疑問と期待
7 工業品の貿易赤字が拡大しているのはなぜか
8 括弧つきの復活
9 イギリスとの比較
10 日本に示唆するもの
あとがき