書籍詳細:エネルギー

シリーズ 地球と人間の環境を考える エネルギー 風と太陽へのソフトランディング

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫なし
発刊年月
2003.12
旧ISBN
4-535-04825-8
ISBN
978-4-535-04825-6
判型
四六判
ページ数
228ページ
Cコード
C3340
ジャンル

内容紹介

電気を消したり、燃費の良い車に乗ろう、というのはなぜ環境にやさしいのだろう? 身近なエネルギーから、自然エネルギーまでをとおして、エネルギー問題と地球環境問題とのかかわりを明解に描き出す。

目次

はじめに

1章 エネルギーとはなんだろう

1‐1 エネルギーと環境
 ぼくたちの環境問題
 ゴミとエネルギー資源
 エネルギーはどのように?
 ものをつくるエネルギー
 地球温暖化の問題
 エネルギーと公害
1‐2 身近なエネルギー
 エネルギーという言葉から連想するもの
 食品中のエネルギー
 生命の泉、エネルギー
 地震や火山のエネルギー
1‐3 歴史の中のエネルギー
 エネルギー革命
 プロメテウスの火と自然エネルギー
 石炭の登場
 電気と自動車の発明
 ぼくたちの環境と未来
1‐4 エネルギーの定義
 エネルゲイアと能源
 力学的仕事
 さまざまなエネルギー
 エネルギーから仕事を取り出すには
 エネルギー保存則

2章 エネルギーの有効性

2‐1 有効エネルギー
 基準から標準へ
 エネルギーの標準値
 エネルギーのやりとり
2‐2 熱エネルギーと有効エネルギー
 熱の特殊性
 熱エネルギー中の有効エネルギー
 負のエネルギー
 熱エネルギーの利用
2‐3 化学的エネルギー
 反応熱とエントロピー
 電気をたくさん取り出すには複合発電
 運びやすくためやすいという
 新エネルギーを運ぶ
2‐4 核エネルギー
 核エネルギーと原子力
 核エネルギーの問題点
 核エネルギーの長所
2‐5 力学的エネルギー
 力学的エネルギーとポテンシャル
 運動エネルギーと熱エネルギー
2‐6 電磁気エネルギー
 二本の電線が運ぶ日本のエネルギー
 すべてのエネルギーの源、電磁波

3章 日本人の生活とエネルギー

3‐1 生活のためのエネルギー
 「民生」とは
 家庭用エネルギーの変化
 電化と冷暖房
 厨房と「動力」?
 働く場所でのエネルギー
3‐2 日本での電気の役割
 電気のつくり方
 統計の矛盾
 発電効率の移り変わり
 電気に変えた割合
3‐3 生活の中の二次エネルギー
 都市ガス・プロパン
 石炭と石油
 輸送用エネルギー
3‐3 日本のエネルギーバランス
 エネルギーと経済
 エネルギーバランス表を読んでみよう
 一次エネルギーと二次エネルギー
 日本の一次エネルギー
 エネルギーの形を変える
 エネルギーの消費
3‐5 製品の中のエネルギー
 エネルギーをたくさん使う産業
 産業用エネルギーの移り変わり
3‐6 これからの日本のエネルギー
 再度、生活の中のエネルギー
 家庭で使うエネルギーには何がある?
 日本のエネルギーシナリオ

4章 世界のエネルギー

4‐1 世界のエネルギー利用のいま
 世界のエネルギー利用の変化
 二酸化炭素発生の地域差
 4‐2 エネルギーの再生可能性
 自然エネルギーとは
 再生可能エネルギーとは
 廃棄物は再生可能か?
 新エネルギー資源
 新エネルギーのいろいろ
4‐3 化石燃料資源とは
 石炭と草炭
 石油と天然ガス
 ノーブルユース
 代替を探る
4‐4 原子力
 原子炉
 核燃料の流れ
 高速増殖炉
4‐5 非再生可能エネルギー
 石油はなくならない?
 化石燃料から発生する二酸化炭素
 化石燃料の資源量
 八〇〇年はある石炭

5章 ぼくたちの未来

5‐1 一〇〇年後のエネルギー
5‐2 地球温暖化問題
 京都議定書
 二酸化炭素対策技術
 二酸化炭素対策マップ
5‐3 再生可能なエネルギーの可能性
 日本の新エネルギー
 太陽エネルギーの直接利用
 太陽エネルギーのと風力発電
 バイオマス
 その他の再生可能エネルギー
5‐4 だからどのエネルギー?
 これからのエネルギーを考えよう
 メタンハイドレートとウラン
 どのようなエネルギーを使うべきか

おわりに
索引