書籍詳細:現代アフリカと開発経済学

現代アフリカと開発経済学 市場経済の荒波のなかで

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  • 峯 陽一
  • 紙の書籍
定価:税込 3,630円(本体価格 3,300円)
在庫なし
発刊年月
1999.12
旧ISBN
4-535-55155-3
ISBN
978-4-535-55155-8
判型
A5判
ページ数
312ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

ルイス、ベイツ、ハーシュマン、センなど経済学の巨人を取り上げながら、開発理論がアフリカをどのように見てきたかを描く。現場を知る著者の筆致は生き生きとして、単なる理論の検証を越え新しい開発思想の提示へと迫る。

目次

●目次
第1部 黒いプロメテウス
 第1章 歴史への視座
  第1節 古代の輝き
  第2節 奴隷貿易の傷跡
 第2章 ルイス理論とアフリカ
  第1節 ルイス理論の政治的要素
  第2節 輸出を担う小農
  第3節 農村収奪のロジック

第2部 農村、都市、不確実性
 第3章 農村と都市の経済学
  第1節 ベイツの合理的選択理論
  第2節 膨張するアフリカ都市
  第3節 都市化と累積債務
 第4章 越境するハーシュマン
  第1節 暗黙の特性形成の罠
  第2節 退出・告発モデルの射程

第3部 市場を飼い慣らす知恵
 第5章 開発と人間行動
  第1節 捕捉されない小農
  第2節 アフリカ社会における退出と告発
  第3節 崩れゆくロイヤルティ
 第6章 アフリカの飢饉とセン
  第1節 市場の猛威
  第2節 飢饉の政治経済学
  第3節 インドとアフリカ
 エピローグ 甦るアフリカ