書籍詳細:法と生命倫理20講[第4版]

法と生命倫理20講[第4版]

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
在庫なし
発刊年月
2004.11
旧ISBN
4-535-51453-4
ISBN
978-4-535-51453-9
判型
四六判
ページ数
240ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

生命科学・医療技術の発展がめざましいが、他面では、法と生命倫理をめぐる複雑で困難な問題が発生している。生殖医療・遺伝子操作・臓器移植など具体的事例を通してこの問題をわかりやすく解説。新しい動向を加筆して新版化。

目次

第1部 生命誕生の周辺における法と生命倫理

第1講 人工授精・体外受精の法律問題

第2講 遺伝子技術の応用と人権

第3講 刑法堕胎罪規定と母体保護法、妊娠中絶自由化是か非か

第4講 出生前診断と障害児の「生まれる権利」、男女産み分け

第5講 赤ちゃん斡旋事件と特別養子制度、夫婦別姓の問題

第2部 生活の場における医療と法と生命倫理

第6講 人体実験・新薬の開発と臨床試験

第7講 美容整形における事故と民事・刑事判例

第8講 性転換手術はタブーか? 性同一性障害者の戸籍の性別変更可能性

第9講 覚せい剤事犯と特別な捜査方法

第10講 血液製剤とエイズ禍、エイズの予防と患者の人権

第11講 医療過誤および医薬品・食品被害とその再発防止

第12講 患者の権利、インフォームド・コンセント

第13講 高齢化社会を迎えて

第14講 生活環境汚染と公害、地球環境破壊とその保全

第3部 生命終息の周辺における法と生命倫理

第15講 エホバの証人と輸血拒否、被収容者のハンストと強制栄養補給

第16講 臓器移植の法的論点

第17講 脳死は人の死か? 脳死移植と現行の臓器移植法

第18講 自殺は罪悪か?

第19講 安楽死と法律

第20講 尊厳死への道とその限界