書籍詳細:介護地獄アメリカ
介護地獄アメリカ 自己責任追求の果てに
- 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
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内容紹介
将来の社会保障をどうするかで、日本はいま岐路に立っている。見直しを迎えた介護保険も、支払い能力によって受けるサービスの差が広がろうとしている。アメリカが国是とする自己責任と市場主義が普通の人々に何をもたらすかを検証。
目次
第1章 介護地獄
日本をうらやむ介護のプロたち
悲鳴をあげる介護者
のしかかる負担
ナーシングホームは「最後の手段」
介護サービスの限界
高まらない危機感
改善に向けた動きは
公的医療保険の見直し論議
民間の「セーフティネット」
4000万人以上が無保険
深刻な無保険の弊害
打開を探る動き
止まらぬ保険料の急騰
「痛み」を強いられる患者や医師
医療過誤におびえる医師
福祉から就労へ
ホームレスも就労
改革はほんとうに成功したのか
受給者たちの叫び
中高年労働者の差別を禁止
増える紛争処理
新たな「年齢差別」
年齢差別禁止法の光と陰
立ちはだかるエイジズムという壁
高齢者は社会の資源