書籍詳細:白衣を脱いだら みな奇人

白衣を脱いだら みな奇人

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
在庫なし
発刊年月
2005.06
旧ISBN
4-535-98243-0
ISBN
978-4-535-98243-7
判型
四六判
ページ数
200ページ
Cコード
C1047
ジャンル

内容紹介

救命救急医療・心臓病専門医の著者は、医療現場の様々な疑問を発言してきた。医者はどうあるべきかを問いかける。

目次

●推薦のことば――日野原重明

第1章 変な用語が医学をダメにする

日本人は日本語で考える

日本語で学べることの凄さ

臨床医学は実は文系?

教養と見識が問われる英会話

珍病「ニオケルーシス病」の大流行

栄養士と看護師のここだけ話

第2章 ないよりましな診療ガイドライン

日本版ガイドラインには科学的根拠がない?

人種によって薬効はケタ違い

ガイドラインとGuidelineは別物

難産だった日本初の大規模臨床試験

アイオナ島と岩手とスコッチ

第3章 子供のような医者が横行する国

冠動脈カテーテル治療の効用と副作用

カテーテル治療のミステリー

診療行為の質を測れるか

子供たちが医者をする?

医学と医療は患者さんのためにのみある

大丈夫かな「21世紀の救急医療体制」指針

チーム医療には大人の交わりが必要

第4章 健康は空き腹と肉体労働から

ゴッホと大泥棒

なぜ、健康でありたいのでしょうか

感受性が閉じていてはダメ

「生活習慣関連病」をどう克服するか

「健康日本21」は空き腹と肉体労働から

薬よりも食事療法と運動療法

第5章 医師を育てる

学生が教授を育てた

感化できない教育は教育ではない

型どおりにはできなかった授業

子供と大人の違い

ひたむきにアフリカを目指す医者

内科学教室医局の「放し飼い」

第6章 温泉なら岩手へ行こう、いつどこで倒れても誰かが助けてくれるから

岩手は東京や大阪とは違っていた

外圧で火がついた?

一家にひとり、心肺蘇生法を習おう

次の一手は自動式除細動器だった

盛岡さんさ踊りの会場に自動式除細動器を設置

心臓を守る十項目の心がけ

ホルター心電計をつけてセックスしてみた

循環器医療センターの設立とその後

第7章 糖尿病と心臓病と「専門性の壁」

メジャーになった糖尿病からの心臓病

分野の違う専門医同士だと連携が進まない

糖尿病とその予備軍1600万人の心臓が危ない

「専門性の壁」が心臓病をつくる

日本をダメにしている「専門バカの壁」

糖尿病からの腎臓病と心臓病

効率的な心臓血管健診システムが必要

第8章 ベンチャー企業の代表になった

日本人は8歳であったという

女子短期大学の先生になりたい

仕事の足場を院外に移した

ベンチャー企業「モリーオ社」の起業

60歳の新人

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