書籍詳細:韓国科学史
韓国科学史 技術的伝統の再照明
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内容紹介
朝鮮半島の科学技術史の滔々たる流れを、数多くの写真と絵を用いて、総合的に描く。それはあたかも「紙上博物館」のようである。
目次
序 章 韓国科学の新しい照明
青銅器技術
鉄器技術
伝統科学の形成
創造的科学の展開
高麗の科学と技術
世宗の時代――自主的科学技術の展開
帝王の学問
「天象列次分野之図」
瞻星台は天文台か
景福宮の天文台
『七政算内篇』世宗暦法の出現
日時計
水時計と自撃漏
宋以頴の天文時計
測雨器の発明
朝鮮の農業気象学
洪大容の地転説
古代韓国の金属技術
青銅器技術
青銅器と鋳型
鋳鉄斧と鋳鉄仏像
技術考古学が明らかにした諸事実
瑠璃珠玉の神秘
ガラスかスラッグか
加耶土器と新羅土器
高麗青磁――その秘色の技術
崔茂宣と火薬兵器
陀羅尼経――木版印刷術の発明
紙の歴史
『高麗大蔵経』の科学と技術
青銅活字の発明
世界最古の金属活字本
世界でもっとも美しい書物
遼東城の絵地図
1402年の世界地図
「天下図」――もう1つの世界地図
李薈と鄭尚麒の「八道地図」
朝鮮初期の地理誌
マテオ・リッチ世界地図の衝撃
金正浩の「大東輿地図」
19世紀のソウル地図
輪図と風水地理
高句麗の古墳壁画
雁鴨池と正倉院
百済の農業技術革新
日本へ渡った百済の博士たち
武寧王陵の神秘
石窟寺院の科学と技術
世宗代最高の科学者 李チョン
朝鮮時代を代表する工学者 蒋英実
15世紀最高の天文学者 李純之
徐有グの『林園十六志』
成周悳の『書雲観志』
李圭景とその博物学