書籍詳細:プログラム評価の理論と方法

プログラム評価の理論と方法 システマティックな対人サービス・政策評価の実践ガイド

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  • 紙の書籍
定価:税込 10,450円(本体価格 9,500円)
在庫あり
発刊年月
2005.10
旧ISBN
4-535-58403-6
ISBN
978-4-535-58403-7
判型
B5判
ページ数
432ページ
Cコード
C3030
ジャンル

内容紹介

公共団体やNPOによる支援プログラム・施策はどのような基準で設計され、また評価されるのか。米国の標準的体系書、待望の完訳。

目次

日本の読者にむけて
Evaluation日本語版の刊行に寄せて/長尾眞文

第1章 プログラム評価の概要

1.プログラム評価とはなにか?
2.評価の歴史の概略
3.プログラム評価の定義的特性
4.評価研究の実際
5.だれが評価を行えるのか?
  まとめ

第2章 プログラム評価をあつらえる

1.評価計画のどの側面を「あつらえ」なければならないか?
ぎ.搬価計画はどのような状況を考慮すべきか?
3.評価者-利害関係者間関係の特徴
4.評価クエスチョンと評価方法
  まとめ

第3章 課題を同定し、評価クエスチョンを形成する

1.よい評価クエスチョンとはなにか
2.評価が答えるべき特定のクエスチョンを決定する
3.評価クエスチョンを整理し、優先順位を設定する
  まとめ

第4章 プログラムに対するニーズをアセスメントする

1.社会状況やサービスニーズを診断するうえでの評価者の役割
2.扱われるべき問題を定義する
3.問題の範囲を特定する
 ――いつ、どこで、そしてどの程度の大きさなのか?
4.介入の標的集団を定義し同定する
5.標的集団を記述する
6.サービスニーズの性質を記述する
  まとめ

第5章 プログラム理論を明示し、アセスメントする

1.評価可能性アセスメントの観点
2.プログラム理論を記述する
3.プログラム理論を引き出す
4.プログラム理論をアセスメントする
5.プログラム理論のアセスメントから生じうるアウトカム
  まとめ

第6章 プログラムプロセスをモニターし、アセスメントする

1.プログラムプロセスの評価とモニタリングとはなにか?
2.プログラムプロセス・モニタリングに対する観点
3.すービス利用をモニターする
4.組織機能をモニターする
5.プログラムプロセス・モニタリングデータの分析
  まとめ

第7章 プログラムアウトカムを測定し、モニタリングする

1.プログラムアウトカム
2.関連するアウトカムの特定
3.プログラムアウトカムの測定
4.プログラムアウトカムのモニタリング
  まとめ

第8章 プログラムインパクトをアセスメントする
    無作為化フィールド実験法

1.インパクトアセスメントはいつ行うのが適切か?
2.インパクトアセスメントにおけるキー概念
3.無作為化フィールド実験法
4.無作為化実験法を用いることの限界
  まとめ

第9章 プログラムインパクトをアセスメントする
    代替的デザイン

1.プログラム効果の推定値におけるバイアス
2.準実験的インパクトアセスメント
3.インパクトアセスメントに準実験法を用いるうえでのいくつかの注意
  まとめ

第10章 プログラム効果を検出し、解釈し、分析する

1.プログラム効果の大きさ
2.プログラム効果の検出
3.プログラム効果の実際的有意性(意義)のアセスメント
4.プログラム効果の変動(ばらつき)の検証
5.メタ分析の役割
  まとめ

第11章 効率性を測定する

1.効率性分析の主要概念
2.費用便益分析の進め方
3.費用効果分析の進め方
  まとめ

第12章 プログラム評価の社会的文脈

1.評価をとりまく社会生態
2.評価の専門職
3.評価の基準、ガイドライン、そして倫理
4.評価結果の利用
5.エピローグ――評価の未来
  まとめ