書籍詳細:時代が病むということ

時代が病むということ 無意識の構造と美術

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,180円(本体価格 3,800円)
在庫なし
発刊年月
2006.01
旧ISBN
4-535-98258-9
ISBN
978-4-535-98258-1
判型
菊判
ページ数
240ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

20世紀における抽象絵画など多様な『美』、20世紀初頭にフロイトが創始した無意識の理論――2つの探求の不思議な同時性に着目する。

目次

第1部 シュルレアリズム

第1章 シュルレアリズムと女性画家

第2章 知は男の側に、真理は女の側に

第3章 シュルレアリズムと精神病

第2部 表現主義と抽象絵画の誕生

第4章 フロイトのウィーン

第5章 ドイツ表現主義という幻覚

第6章 抽象絵画の誕生と「文明の反転」

第3部 日本の近代と集団

第7章 大正時代とモダニティ

第8章 集団心理学と形象―1920年代から1930年代へ

第9章 戦後社会と日本の「前衛」

第4部 アメリカにおけるモダニティの諸相

第10章 抽象表現主義と近代の夢

第11章 もの・イメージ・コンセプト

第12章 眼差しと身体

書評掲載案内

■2020年12月19日付『朝日新聞』一面「鷲田清一 折々のことば(2027)」で、引用、紹介。