書籍詳細:民主主義法学・刑事法学の展望(上)

民主主義法学・刑事法学の展望(上) 刑事訴訟法・少年法と刑事政策

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  • 紙の書籍
定価:税込 9,350円(本体価格 8,500円)
在庫なし
発刊年月
2005.12
旧ISBN
4-535-51505-0
ISBN
978-4-535-51505-5
判型
A5判
ページ数
730ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

刑法、刑事訴訟法、少年法、刑事政策、民主主義法学の分野における理論的問題を気鋭の研究者が執筆する小田中聰樹専修大学教授の古稀を祝する記念論文集。小田中聰樹先生古稀記念論文集。

目次

第1部 刑事訴訟法



刑事弁護の事由と接見交通権/川崎英明

接見禁止決定下の第三者通信をめぐる刑事弁護人の行為規範/村岡啓一

司法警察・行政警察の区別といわゆる「将来の犯罪」について/梅田 豊

任意処分と強制処分との区別について・再論/寺崎嘉博

未決勾留執行と懲戒制度/福井 厚

戦後改革初期の刑事訴追論/新屋達之

新しい証拠開示制度をめぐって/指宿 信

訴因の機能/渡辺 修

覚せい剤使用罪における訴因の特定と変更/上口 裕

弁論の必要的分離と裁判所の対応態勢/大出良知

アメリカにおける弁護人の事前承認面接権/田淵浩二

被告人に有利な証拠を得る権利/伊藤 睦

年少者の証言と宣誓/松代剛枝

わが国における自由心証主義の成立/田中輝和

供述証拠の証明力評価を考える/荒木伸怡

刑事訴訟における絶対的権利としての公正な事実認定/豊崎七絵

刑事再審における明白性判断の構造/冨田 真

免訴と再審事由/鈴木茂嗣

マスメディア報道が刑事立法に及ぼすインパクト/渕野貴生

アメリカの軍事司法制度/島 伸一



第2部 少年法と刑事政策



少年警察活動と少年法の第二次改正/斉藤豊治

フランス少年司法と検察官の役割/白取祐司

少年の手続参加と刑事裁判/葛野尋之

「青少年健全育成」政策に関する覚書き/佐々木光明

犯罪学の課題について/上田 寛

日本における組織犯罪の現状と対策/足立昌勝

ロシアにおける環境犯罪/上野達彦

死刑縮滅に向けた新たな展望/石塚伸一

社会復帰の権利と恩赦/福島 至