書籍詳細:万人の学問をめざして
万人の学問をめざして 倉田令二朗の人と思想
- 紙の書籍
定価:税込 4,180円(本体価格 3,800円)
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内容紹介
数学や哲学・経済学のココロを若者に語り、政治・教育・公害問題にも取り組んだ「行動の人」故倉田令二朗の神髄を伝える著作選。
目次
回想の倉田令二朗/斎藤正彦
第1部 丸亀を出でて丸亀に帰る送別の辞
タイムカプセル
瀬戸内だより
IMU・ボロボロ数学生の印象
SSS――その発生と霧散
SSSとは何であったか
極道息子またはハリウッド事件
政治思想家としての木下素夫
行動を通して自己の変革へ
われら「ただの人」
3つのこと
教育と公害=伝習館の発見の中から
教育の本質
「100号」にあたって私的近況
倉田令二朗氏証言速記録(抄)
万人のこととしての数学
数学史は万人のためにある
人間精神の形式原理
数学と哲学について
数学基礎論から見た現代数学
折りにふれて
金原先生とデカルト
ああ小針ノゾソラ
やさしさこその戦闘性
夏の終わりに3つの死をおもう
ホツさんよ第5部 哲学もどき
○○にとって××とはなにか
メルロ = ポンティ
フッサールの現象学
討論会:フッサール『論研』
現象学からマルクス主義へ
人間の類的本質
哲学もどきは終わる
倉田さんに「酒を飲むこと」を教えてもらった、という話/平嶋康昌
記憶のなかの倉田先生/堀内隆治
〈白波〉の時代―伝習館闘争余話/茅嶋洋一
赤々と沈みゆく太陽を見る/足立恒雄
酒と煙草と倉田さん/小嶋 昭
倉田令二朗の遺文について/山崎 怜