書籍詳細:日本国憲法の多角的検証

日本国憲法の多角的検証 憲法「改正」の動向をふまえて

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  • 法学館憲法研究所
  • 紙の書籍
定価:税込 6,600円(本体価格 6,000円)
在庫なし
発刊年月
2006.04
旧ISBN
4-535-51493-3
ISBN
978-4-535-51493-5
判型
A5判
ページ数
408ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

法律学をはじめ、政治学、経済学、社会学、国際人道支援の多角的観点から憲法改正問題を検証し、憲法の「生命力」を示す意欲作。

目次

第1部 日本国憲法の検証

第1章 日本における立憲主義の状態/浦部法穂

第2章 「改憲政治」・二層の文脈――「グローバル安保体制」の形成と「日本型政治」の終焉/加茂利男

第3章 グローバル化のなかの日本経済と改憲の経済的基礎/二宮厚美

第4章 「成熟社会」と「政治」の喪失/貝沼 洵

第2部 日本国憲法へのアプローチの分析

第1章 この国の「憲法感覚」を診る/水島朝穂

第2章 各政党の憲法観/上脇博之

第3章 経済界の憲法観/植村勝慶

第4章 中国の視座からみた憲法平和主義の行方/季 衛東

第3部 国際社会と日本国憲法

第1章 21世紀の国家及び国際社会の動向と日本国憲法――平和的生存権と「9条」の新しい意味/武者小路公秀

第2章 国連憲章と日本国憲法――武力行使への関わりを中心として/浦田一郎

第3章 人間の安全保障と日本国憲法/大久保史郎

第4章 世界平和と国際協力NGO/熊岡路矢

第5章 国際社会における法の支配と民主主義の確立/山内敏弘

第6章 憲法改定をめぐるドイツと日本/森 英樹

第4部 憲法意識調査からみた日本国憲法

いまこそ憲法の教育・普及・啓発の本格展開を――憲法意識調査(2005年7~8月)結果について/伊藤 真