書籍詳細:日本国憲法の多角的検証
日本国憲法の多角的検証 憲法「改正」の動向をふまえて
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内容紹介
法律学をはじめ、政治学、経済学、社会学、国際人道支援の多角的観点から憲法改正問題を検証し、憲法の「生命力」を示す意欲作。
目次
第1部 日本国憲法の検証
第1章 日本における立憲主義の状態/浦部法穂
第2章 「改憲政治」・二層の文脈――「グローバル安保体制」の形成と「日本型政治」の終焉/加茂利男
第3章 グローバル化のなかの日本経済と改憲の経済的基礎/二宮厚美
第4章 「成熟社会」と「政治」の喪失/貝沼 洵
第1章 この国の「憲法感覚」を診る/水島朝穂
第2章 各政党の憲法観/上脇博之
第3章 経済界の憲法観/植村勝慶
第4章 中国の視座からみた憲法平和主義の行方/季 衛東
第1章 21世紀の国家及び国際社会の動向と日本国憲法――平和的生存権と「9条」の新しい意味/武者小路公秀
第2章 国連憲章と日本国憲法――武力行使への関わりを中心として/浦田一郎
第3章 人間の安全保障と日本国憲法/大久保史郎
第4章 世界平和と国際協力NGO/熊岡路矢
第5章 国際社会における法の支配と民主主義の確立/山内敏弘
第6章 憲法改定をめぐるドイツと日本/森 英樹
いまこそ憲法の教育・普及・啓発の本格展開を――憲法意識調査(2005年7~8月)結果について/伊藤 真