書籍詳細:市場型間接金融の経済分析

市場型間接金融の経済分析

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,620円(本体価格 4,200円)
在庫なし
発刊年月
2006.05
旧ISBN
4-535-55486-2
ISBN
978-4-535-55486-3
判型
A5判
ページ数
284ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

投資信託と証券化を典型例とする金融システムによる、新しい資金循環経路の意義や現状、インフラ整備等の課題を追究しあり方を探る。

目次

第1章 日本の金融システムのどこに問題があるのか/池尾和人・柳川範之

1 はじめに

2 産業構造調整の歪み

3 相対型金融と市場型金融

4 市場型金融の拡大を図る

5 おわりに

第2章 わが国における市場型間接金融の現状/横山 淳

1 はじめに

2 「市場型間接金融」に対する認識の現状

3  資金循環における「市場型間接金融」の現状

4 まとめ(「市場型間接金融」の現状と課題)

第3章 市場型間接金融と金融機関の機能/内田浩史

1 はじめに

2 準備的整理

3 さまざまな「市場型間接金融」

4 金融システムの機能から見た市場型間接金融

5 市場型間接金融とは何か

6 おわりに

第4章 金融の市場化と新たな資金循環/櫻川昌哉

1 はじめに

2 市場型間接金融は有効か?

3 市場を生かせ

4 新たな資金循環への模索

第5章 わが国における市場型間接金融の発展状況とその課題/川村雄介

1 はじめに

2 投資信託

3 証券化

第6章 欧米の市場型間接金融/淵田康之

1 欧米の市場型間接金融概観

2 欧米の投資信託市場

3 欧米の証券化市場

4 シンジケート・ローン市場

5 おわりに

第7章 複線的金融システムへ向けての市場型間接金融の活用/前多康男

1 はじめに

2 市場型間接金融とは

3 リレーションシップ取引とは

4 市場型間接金融の諸形態

5 複線的システムへ向けてのアーキテクチャ

6 おわりに―政策提言として