書籍詳細:内観法

内観法 実践の仕組みと理論

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  • 紙の書籍
定価:税込 8,360円(本体価格 7,600円)
在庫なし
発刊年月
2006.07
旧ISBN
4-535-56209-1
ISBN
978-4-535-56209-7
判型
A5判
ページ数
508ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

1万件の臨床経験に裏打ちされた正統的な内観法、その手法のすべてを写真を駆使して体系的に開陳し、心理療法として理論化する。

目次

序 章 方法と課題

第1節 本書の基本的な立場と問題意識

第2節 内観法の概略と瞑想の森・内観研修所について

第1章 内観法の実践的な仕組み

第1節 内観法の外枠的構造

第2節 内観法の内枠的構造―内観三項目と回想システム

第2章 内観法の体験事例と体験過程

第1節 集中内観体験の事例

第2節 内観法における抵抗の諸相と体験過程

第3章 内観法の理論

第1節 内観法の治療構造

第2節 内観法における防衛処理と「退行」

第3節 内観法における順向的回想の意味

第4節 内観法における「禁欲」―治療的「水路づけ」機能と内観者・面接者「関係」の様式を規定するもの

第5節 内観法における罪意識

第6節 内観法の罪意識の諸相とダイナミズム―“すまない”“いけない”の再考

第7節 内観法から見た阿闍世コンプレックスと生の欲望(森田療法)

第8節 内観における「すむ(澄む=住む)」体験と「素直」「甘え」の関連

第9節 まとめにかえて

補 章 内観の多面性

補節1 内観法の臨床と研究の方向性

補節2 柳田鶴声の内観の世界