書籍詳細:心理臨床へのまなざし

心理臨床へのまなざし 経験の意味を支えるコンテクストと理念

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,850円(本体価格 3,500円)
在庫なし
発刊年月
2006.08
旧ISBN
4-535-56241-5
ISBN
978-4-535-56241-7
判型
A5判
ページ数
304ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

精神科臨床の現場から大学教官に身を転じた著者が、みずからの経験に照らし合わせながら心理臨床のあり方・方法論を問いなおす。淑徳大学総合福祉学部研究叢書。

目次

プロローグ

第1部 臨床の範囲とあり方

第1章 臨床とは

第2章 臨床学の検討

第3章 臨床心理学における臨床の歴史

第4章 臨床心理学の自己規定

第2部 治療者とクライエントの関係

第1章 治療・セラピー・相談

第2章 信頼関係

第3章 治療関係からセラピーの場を考える

第4章 治療構造における守秘義務の意義

第5章 治療という関わりの形

第6章 心理療法・精神療法の場とコンテクスト

第3部 アセスメントの臨床における役割

第1章 アセスメント

第2章 異常心理学とアセスメント

第3章 アセスメントとの実際としてのケースフォーミュレーション

第4章 心理アセスメントへの倫理的要請

第4部 臨床研究への視点―臨床活動の限界で考える思考のモデル

第1章 予備的な議論

第2章 疾患モデルの限界

第3章 臨床的リアリティと意味

第4章 科学的方法論としての生物学主義

第5章 マクロなモデルとミクロなモデル

第6章 心理学的な対人環境モデル

第7章 発達モデル

エピローグ―本書の動機を振り返る