書籍詳細:社会不安障害とシャイネス

社会不安障害とシャイネス 発達心理学と神経科学的アプローチ

の画像の画像
  • 紙の書籍
定価:税込 4,400円(本体価格 4,000円)
在庫なし
発刊年月
2006.09
旧ISBN
4-535-98199-X
ISBN
978-4-535-98199-7
判型
A5判
ページ数
408ページ
Cコード
C3047
ジャンル

内容紹介

恐怖とシャイネスの概念および発達問題、その内分泌学と神経基盤の議論をふまえ、社会不安障害治療を心理学者・精神科医が論ずる。

目次

part 1 幼少期の恐怖とシャイネス―概念的、生物学的、発達学的考察

第1章 行動抑制の概念

第2章 幼少期のシャイネスの個人差―恐怖シャイネスと自意識シャイネスの違い

第3章 幼児における愛着と気質と副腎皮質機能

第4章 幼少期シャネスのタイプ別概念的、生物的、行動的特徴

第5章 行動抑制と脳の情動回路―幼少期初期における持続性と可塑性

COMMENTARY on Part 1 気質、恐怖、シャイネス

part 2 恐怖の内分泌学的・神経学的基礎―極度の恐怖の理解と発達の成果

第6章 行動抑制における神経機構と個体差の発現

第7章 恐怖の根底にある神経回路

第8章 恐怖と不安の神経内分泌調節

第9章 脳の発達におけるホルモンの生涯にわたる影響―健康や疾患との関連性

COMMENTARY on Part 2 抑制児症候群―潜在的病理形成と予後についての一考察

part 3 発達の成果と治療見通し

第10章 シャイネスとシャイネス症候群の経過

第11章 青年期・成人期におけるシャイネスのタイプ

第12章 恐怖やシャイネスの一要因としての高感受性―予備的研究と臨床上の意義

第13章 極度の恐怖、シャイネス、社会不安障害の治療と介入

COMMENTARY on Part 3 発達的転帰と臨床的展望