書籍詳細:最期

最期

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
在庫なし
発刊年月
2006.10
旧ISBN
4-535-58488-5
ISBN
978-4-535-58488-4
判型
四六判
ページ数
232ページ
Cコード
C95
ジャンル

内容紹介

70代になっても第一線を走り続ける藤田まこと。彼の人生を支えてくれた出逢い、言葉、出来事などを、独自の人生論を交えて語る。

目次

第1部 家族の面影

 一枚の葉書

 戦争で引き裂かれた家族

 兄の最期

 靴磨き少年団

 ヒロポン常習の不良

 おやじの美学

 おやじの死

第2部 役者魂

1 役者「藤田まこと」の誕生

 旅回り一座の雑用係

 歌手志望が司会者へ

 コメディアン見習い

 きっかけはテレビ

 『てなもんや三度笠』に賭ける

 キャバレー回り

 みんなが断った『必殺』の主水役

 凝りに凝る撮影



2 テレビの現場で学んだこと

 失敗作こそ、わが宝

 食事の裏技

 「無駄」が長寿番組の源

 NHK病

 なにがハイビジョンや

 暮らしの速度

 池波先生を激怒させた『必殺』シリーズ

 経費カットも笑い飛ばす

 役者は感性

 テレビと人の縁



3 芸能界で学んだこと

 東海林太郎先生:『歌こそ我がいのち』

 ダイラケ師匠:「役者の優劣は板の数で決まる」

 菊田一夫先生:運命のニアミス

 佐々十郎さん:いじめられたおかげで…

 わが師匠、辰巳柳太郎先生:書き込みだらけの台本

 若山富三郎さん:「師匠の仇を討ってやる」

 勝新太郎さん:ビッグな勝ワールド

 南都雄二師匠:粋な遊び方

 藤純子さん:出さずじまいのラブレター

第3部 人生回り舞台

 酒

 得体の知れない男

 幻の女

 病気

 最も充実していた50代、そして60代

 成功者の役は似合わない

 役者冥利

 女の口説き方

 お騒がせ結婚式

 豊中ホテル

 男は嫁の手のひらの上で

 浮き世の義理

 拡がる事業

 バブル崩壊

 みな人生の師匠や



エピローグ 61年目の鎮魂

書評掲載案内

■2010年03月09日付『デイリースポーツ』