書籍詳細:新たな監視社会と市民的自由の現在
シリーズ:法律時報増刊
新たな監視社会と市民的自由の現在 国公法・社会保険事務所職員事件を考える
- 紙の書籍
定価:税込 2,619円(本体価格 2,381円)
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内容紹介
本年6月、東京地方裁判所は、社会保険事務所職員が休日に行った政治的文書・ビラ配布に対し、国家公務員法違反で有罪判決を言い渡した。猿払事件最高裁判決から約30年、「安全・安心」社会・国家と市民的自由との緊張関係が正面から問われたこの事件をあらゆる角度から批判、検討。
目次
第1部 現代監視社会における市民的自由
「安全・安心」国家と表現の自由の現段階/奥平康弘
「監視社会」の基本権問題/小山 剛
市民的自由としての表現の自由と公務員/川岸令和
公安・治安体制の現段階/新屋達之
刑事裁判の現段階/白取祐司
座談会/石崎和彦・加藤健次・内野正幸・本多滝夫・川崎英明・大久保史郎
地裁判決を読んで/佐藤幸治・高橋和之・棟居快行・諸根貞夫・右崎正博・大沢秀介・青柳幸一・佐々木弘通・阿部泰隆・晴山一穂・曽根威彦・荒木伸怡・和田肇・北村泰三
裁判傍聴記
東京地裁第1審判決
大久保史郎・佐伯祐二・市川正人・木下智史・長岡 徹・岡田正則・中山研一・指宿 信・中山和久・西谷 敏・阿部浩己・申ヘボン
第4部 「市民的自由」が争われた最近の事件国公法・世田谷事件/小林容子
立川反戦ビラ入れ事件/石埼 学
葛飾ビラ配布事件/小沢隆一