書籍詳細:痛みと麻痺を生きる
痛みと麻痺を生きる 脊髄損傷と痛み
- 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
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内容紹介
脊髄損傷に伴う難治性の複雑で異常な痛みと麻痺。患者の実態調査にもとづく当事者の語り・訴えを紹介し、治療の前進を追求する。
目次
1 脊髄損傷と痛み――どんな痛みと麻痺か
脊椎・脊髄の仕組みと脊髄損傷
麻痺のレベルの診断
完全麻痺か不全麻痺か
痙縮(痙性)と痙攣
自律神経機能異常、過反射
脊髄損傷に伴う痛みとは
脊損患者サイドからの「痛みの調査」
受傷後75.3%に痛み発生
痛みはどこに現れるか、どんな痛みか
痛みをどう理解するか
脊髄損傷による痛みのタイプ
脊髄損傷の原因
受傷21年目、突然の激痛/星沢文夫
アメリカで交通事故/土井泰夫
3度も脊髄損傷!/佐藤京子
10年目の手術が/伊藤弓枝
工場現場で転落/阿藤保男
突然の脊髄髄内腫瘍/阿部由紀
三段階で痛み憎悪/瀬出井弘美
睡眠4時間/長谷川喜美子
幻肢痛と16年/上田未知子
悔しくて辛くて涙の日々もあった/久留井真理
疼痛緩和を求めて7年/前田耕造
潜水病で脊髄梗塞/金沢 透
アンケート調査への付記の中から
研究の本格化は1970年代から
「痛みの10年」宣言
「脊損痛タスクフォース」
「新しい治療法」について
脊髄損傷者の異常疼痛によせて/松井和子
4 痛みとどう向きあうか