書籍詳細:黎明期日本の経済思想

黎明期日本の経済思想 イギリス留学生・お雇い外国人・経済学の制度化

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  • 紙の書籍
定価:税込 7,150円(本体価格 6,500円)
在庫なし
発刊年月
2006.11
旧ISBN
4-535-55508-7
ISBN
978-4-535-55508-2
判型
A5判
ページ数
384ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

強兵から富国をめざした黎明期の日本は近代経済思想をどのように導入したのか。新資料も交え、幕末から明治の思想状況を活写。

目次

第1部

第1章 イギリス留学生・お雇い外国人――幕末・明治の近代化を支えた人びと

第2章 幕末・明治初期イギリス留学生とユニヴァーシティ・カレッジ・コネクション

第3章 明六社と共存同衆――アソシエーションの導入と「社会」の形成

第4章 幕末・明治初期のイギリス留学生と大蔵省

第2部

第5章 明治日本の経済学導入史――啓蒙の時代からプロフェッショナルの時代へ

第6章 W. S. ジェヴォンズと日本人留学生――ユニヴァーシティ・カレッジ・コネクションと日本の近代化

第7章 ジェヴォンズ経済学の導入と展開

第8章 大越成徳と自由貿易論

第9章 マーシャル経済学の日本への導入と展開――啓蒙時代の経済学から制度化時代の経済学へ

第10章 『国民経済雑誌』にみる近代経済学の展開――経済学専門雑誌の誕生と近代経済学研究の展開

第11章 福田徳三と厚生経済学の形成――ドイツ歴史学派・イギリス近代経済学から日本経済思想の形成へ