書籍詳細:担保制度の現代的展開
担保制度の現代的展開 伊藤進先生古稀記念論文集
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定価:税込 9,900円(本体価格 9,000円)
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内容紹介
変容著しい担保法分野における焦眉の問題に光をあて、理論および実務の両面にわたって現今の動向を分析し、今後の課題を追及する。
目次
巻頭言 伊藤進教授のこと/椿 寿夫
第1部 抵当権・法定担保権の現代的展開担保不動産収益執行制度――物上代位との関係/生熊長幸
抵当権消滅請求制度/織田博子
個別執行と留置権――抵当権との衝突事例をめぐって/田高寛貴
労働債権と先取特権/田山輝明
動産売買先取特権の現状と課題/荒木新五
不動産工事の先取特権――アメリカ合衆国における統一建設リーエン法の検討/執行秀幸
保証類型論――「機関信用保証」の学説における位置づけを中心として/三林 宏
保証制度の改正が保証協会実務に与える影響/吉田光碩
経営指導念書――その法的効力/平野裕之
集合債権論/堀 龍兒
ABL等に見る動産・債権担保の展開と課題――新しい担保概念の認知に向けて/池田真朗
担保的予約/藤田寿夫
一括支払システム――その発展と効力/鳥谷部 茂
多数当事者間相殺契約の効力/中舎寛樹
賃貸住宅の修繕・補修費用の負担と敷金特約・敷引特約──賃貸借契約の本質的債務関係から見た特約条項の効力/ 千葉恵美子
民事再生手続と実体担保制度/河野玄逸