書籍詳細:永山則夫 聞こえなかった言葉

永山則夫 聞こえなかった言葉

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
在庫なし
発刊年月
2006.12
旧ISBN
4-535-58480-X
ISBN
978-4-535-58480-8
判型
四六判
ページ数
276ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

永山則夫はなぜ「連続殺人犯」に育ったのか。ベテラン家裁調査官がシミュレーションを駆使して永山と「対決」し徹底分析。

目次

第1編 負の連鎖「連続射殺魔永山則夫」誕生の源をさぐる

第1章 死刑囚永山則夫にとっての小説とは

第2章 『木橋』永山則夫、不信の連鎖

第3章 『捨て子ごっこ』同胞の別れ

第4章 『破流』変わらなかった運命

第5章 『残雪』殺意を抱いての旅立ち

第2編 家裁調査官は永山少年の「再犯」を防げなかったか

 第1章「大人」の視点、家裁調査官の視点

第2章 薬師寺調査官、永山則夫に会う

第3章 森田調査官との出会い

第4章 永山と家裁調査官、最後の闘い

第3編 永山の言葉は、社会を「撃つ」ためだけに獲得された

第1章 「死刑の恐怖」から得た“言葉”

第2章 『無知の涙』で社会を撃つ

おわりに 永山則夫と少年司法年表