書籍詳細:脱格差社会と雇用法制

脱格差社会と雇用法制 法と経済学で考える

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,300円(本体価格 3,000円)
在庫なし
発刊年月
2006.12
旧ISBN
4-535-55512-5
ISBN
978-4-535-55512-9
判型
A5判
ページ数
264ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

解雇を規制する法律が雇用市場や社会に対してどのような影響を与えているのか? どのような雇用法制が不平等を是正できるか?

目次

はじめに

序 章 効率化原則と既得権保護原則/八田達夫

第1章 解雇規制が助長する格差社会/福井秀夫

第2章 「不完備契約理論」に基づく解雇規制正当化論の問題点/常木 淳

第3章 労働紛争の解決手続きへの一視点/太田勝造

第4章 解雇規制がもたらす社会の歪み/久米良昭

第5章 雇用市場における不確実性と情報の非対称性/安藤至大

第6章 公務員の身分保障に対する控えめな疑問/安念潤司

第7章 解雇規制は雇用機会を減らし格差を拡大させる/大竹文雄・奥平寛子

第8章 解雇判例・就業規則不利益変更判例の実態等と労働契約法のあり方/和田一郎

第9章 「労働契約法」と労働時間法制の規制改革/八代尚宏