書籍詳細:次世代インターネットの競争政策

次世代インターネットの競争政策

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,850円(本体価格 3,500円)
在庫なし
発刊年月
2007.02
ISBN
978-4-535-55522-8
判型
A5判
ページ数
208ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

一大変革期を迎えようとしている通信市場。ブロードバンドインフラ面では世界有数の先進国日本の、市場構造の変化への対応策は!?

目次

はしがき/林 敏彦



序 章 激変する市場環境と通信競争政策の新潮流/谷脇康彦

1.はじめに

2.通信競争政策の系譜

3.IP化の進展と競争政策の新展開

4.IP化の進展に対応した競争ルールのあり方に関する懇談会

5.欧米におけるインターネット競争政策の議論

6.おわりに



[IP化の進展に対応した競争ルールのあり方に関する懇談会報告書]



第1章 IP化の進展に対応した競争環境の変化と競争ルール見直しの必要性

1.IP化の進展に伴う競争環境の変化

2.IP化の進展に対応した競争ルール見直しの必要性

第2章 IP化の進展に対応した競争政策の基本的考え方

1.IP化の進展に対応した競争ルールの運用原則

2.検討に際しての時間軸

第3章 今後の接続政策のあり方

1.設備競争とサービス競争の適正なバランス

2.接続政策に関する基本的視点

3.指定電気通信設備制度のあり方

4.NTT東西の次世代ネットワーク構築にかかる環境整備のあり方

5.第一種指定電気通信設備にかかる会計制度の見直し

6.接続料算定のあり方

7.接続形態の多様化への対応のあり方

8.MVNOを含む移動通信市場における競争促進のあり方

第4章 今後の料金政策のあり方

1.料金政策に関する基本的視点

2.プライスキャップ規制のあり方

3.新しい料金体系への対応のあり方

第5章 ネットワークの中立性の確保のあり方

1.ネットワーク構造の変化とネットワークの中立性

2.ネットワーク利用の公平性

3.ネットワークのコスト負担の公平性

4.米国におけるネットワークの中立性を巡る議論の動向

5.今後の検討のあり方

第6章 その他の検討すべき政策課題

1.端末レイヤーにおける競争促進のあり方

2.紛争処理機能の強化

3.ユニバーサルサービス制度の見直し

4.市場退出ルールの見直5.その他行政に求められる事項

終わりに:新しい競争促進プログラムの策定に向けて



◇補 論 電気通信分野における競争政策の経緯

◇IP用語集