書籍詳細:高度成長期「都市政策」の政治過程

高度成長期「都市政策」の政治過程

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  • 紙の書籍
定価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
在庫なし
発刊年月
2007.03
ISBN
978-4-535-58490-7
判型
A5判
ページ数
264ページ
Cコード
C3031
ジャンル

内容紹介

1960年代高度経済成長期に変動をもたらした「都市政策」の分析と、それを通じて自治体再構築が問われる今日の地方自治をめぐる政治状況を多角的に論じる。

目次

第1章 自民党『都市政策大綱』の衝撃

1 自民党『都市政策大綱』の発表

2 『大綱』が起こした波紋

第2章 高度成長期と都市問題の激化

1 大都市圏への人口集中

2 都市型生活様式の成立

3 都市問題激発の日本的特性

4 「市民・住民運動」の発生と自治体

第3章 自民党『大綱』と各党の都市政策

1 自民党『大綱』の成立と論理

2 各党都市政策の未熟性

3 政党と都市問題のその後

第4章 国土計画の展開と政策構造

1 二全総の構造と特性

2 国土計画と経済計画

3 『日本列島改造論』とその破綻

4 「全総型」国土計画の限界と模索

第5章 革新自治体と都市政策の展開

1 革新自治体と「革新勢力」

2 革新自治体を叢生させたもの

3 「革新自治体」の歴史位置

終 章 公共政策と自治の政府

1 都市政策と公共政策

2 分権改革と高度成長期

3 高度成長期構造の残存

4 公共政策と自治の模索