書籍詳細:近代東アジア経済の史的構造
近代東アジア経済の史的構造 東アジア資本主義形成史3
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内容紹介
「東アジアにおける資本主義の形成」共同研究を推進してきた中国・台湾・韓国・日本の研究者による近代経済史体系化の試み。
目次
序 論 東北アジア(中国・日本・朝鮮)経済の近世と近代(1600~1900年):その共通性と差異性/中村 哲
第1節 小農社会の成立と発展
第2節 東北アジア3国(中国・日本・朝鮮)の分岐
第3節 支配体制と財政の類型的差異
第1節 比較史的観察
第2節 銅銭と還穀の政治経済学
第3節 場市と還穀の経済地理学
第1節 清末における国産アヘンによる「輸入代替」の発展趨勢
第2節 国産アヘンの「輸入代替」に影響した要素
第1節 中国近代の経済成長
第2節 中国近代経済発展の中長期波動
第3節 中国近代経済成長の全体趨勢と発展段階
第1節 両大戦間期の世界市場とアジア
第2節 日本の内地貿易と世界市場
第3節 日本帝国の貿易とアジア
第1節 銀の需給と分布
第2節 銀の流れとアジア銀市場
第3節 銀の流れとアジア地域金融市場
第4節 アジア銀市場と投機商
第5節 アジア銀市場とロンドン国際金融センター
第1節 輸出「雑貨」工業の変遷
第2節 戦間期都市型中小工業の発展―玩具工業の事例
第1節 日本の生活改善運動
第2節 植民地朝鮮の生活改善運動
おわりにかえて―本国日本と植民地朝鮮の生活改善運動比較
第1節 日本帝国
第2節 中国
第3節 東アジアとアメリカ
第1節 国際競争力形成の諸段階
第2節 国際競争力形成の要因(その1):産業構成の特殊性
第3節 国際競争力形成の要因(その2):支配的企業の誕生と「市場情報の共有システム」の形成
第4節 国際競争力形成の要因(その3):支配的企業の経営者とその背後
第1節 大学工学部の拡充
第2節 工業専門学校の拡充
第3節 「外地」での技術者供給
第4節 戦時下の外国人留学生
第1節 アジア国際産業連関モデル
第2節 東アジア経済の特性