書籍詳細:ギリシア数学の探訪
数学ひろば ギリシア数学の探訪
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内容紹介
古代ギリシア世界に華開いた壮大な《知》のパノラマ=ギリシア数学が、どのように生み出され展開していったかを語る力作読物。
目次
第1章 古代オリエントの数学
古代数学史の概観
古代エジプトの数学
古代バビロニアの数学
古代オリエント数学の特徴
神話(ミュートス)から理性(ロゴス)へ
自然哲学の2つの伝統
タレスの論証数学
ピュタゴラス派の四科
ピュタゴラス派の幾何学
プラトンの立体
ユークリッドの『原論』
円の方形化問題
角の3等分問題
立方体倍積問題
3大難問の作図不可能性について
ギリシア数学と無限
アルキメデスの求積法
アポロニオスの円錐曲線論
ヘロンの幾何学
パッポスの『数学集成』
ギリシアの計算術
ピュタゴラス派の数論
ユークリッドの数論
ニコマコスの数論
「幾何学的代数」の歴史的解釈
省略的代数
ディオファントスの代数
ピュタゴラス派の比例論
原子としての数
整数比を見い出す方法
通約可能と通約不能
無理量の発見
√2の無理性の証明
「無理数」という用語
ギリシアの比例思想
エウドクソスの比例論
アリスタルコスの「太陽と月の大きさ」
エラトステネスによる地球の大きさの測定
メネラオスの球面論
プトレマイオスの「弦の表」
三角法の発展