書籍詳細:取引法の変容と新たな展開
取引法の変容と新たな展開
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内容紹介
目次
はじめに 取引法の回顧と課題/川井 健
第1部 取引と契約第1章 国際動産取引における法の統一と法適用(解釈・欠缺補充)の統一――CISG第7条がめざすもの/笠井 修
第2章 見抜かれた心裡留保――意思表示成立の問題に寄せて/滝沢昌彦
第3章 債務法の現代化と瑕疵責任/円谷 峻
第4章 瑕疵ある目的物に対する買主の救済――東アジア(中国、韓国、台湾)民法との比較/岡 孝
第5章 取引法における一般財団法人と目的信託/中田裕康
第6章 虚無の所有権、終身年金、保険売買と射幸契約/小野秀誠
第7章 不動産物権変動における対抗の法理と無権利の法理の交錯/松尾 弘
第8章 建物譲渡における譲渡人の土地工作物責任と登記の機能/良永和隆
第9章 「取引の安全」と土地利用計画、土地利用規制――計画策定手続を中心として/高橋寿一
第10章 消費者団体の差止請求権と民事ルール――比較法の視点からみた特徴と課題/角田美穂子
第11章 クレジット業者の加盟店管理義務違反と顧客への責任/本田純一
第12章 製造物責任と司法判断――下級審裁判例の動向/飯塚和之
第13章 「相続させる遺言」と取引法原則の抵触――非均分相続対応への疑問/奥山恭子
第14章 非相続人に対する相続財産の分配に関する一考察――内縁の死亡解消と財産分与の類推適用をめぐって/許 末恵
第15章 民事訴訟における秘密保護(非公開審理)――秘密保護の手続の概要と根拠付けを中心として/春日偉知郎
第16章 判決の反射的効力/野村秀敏
第17章 詐害行為取消による債務者の責任財産回復の法的構成/工藤祐巌
第18章 破産債務者による自由財産からの弁済の効力について/川嶋四郎
第19章 破産管財人の職責と善管注意義務/我妻 学