書籍詳細:デジタルは「国民=国家」を溶かす
デジタルは「国民=国家」を溶かす 新メディアの越境・集中・対抗
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定価:税込 2,640円(本体価格 2,400円)
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内容紹介
デジタルメディアの隆盛は、メディア業界内の変動にとどまらず、国民国家という枠組みをも揺さぶっている。近未来の構図を描く。
目次
第1章 「国民国家」とは何か
第1節 なぜ今、ナショナリズムなのか
第2節 「国民国家」という言葉
第3節 日本における「国民国家」
第1節 国民国家はどう変わったか
第2節 空洞化する国家主権
第3節 企業は脱領土化を目指す
第4節 迫られる市民権の再定義
第5節 「国民」と「国家」の離反
第1節 国民監視網の強化
第2節 教育の統制強化
第3節 「再国家化」を求める温床
第4節 日本の貧困事情
第5節 浮遊する国民の不満
第1節 4段階の国民国家
第2節 メディアは「国民」をつくる
第3節 国民を糾合する新聞
第4節 日本の近代化と新聞
第5節 国家的統合を進めた鉄道と電信
第6節 国民を均一化した映像メディア
第1節 デジタル化の特徴
第2節 「IT革命」は本物か
第3節 国民国家を揺さぶる新メディア
第4節 どこへ行く国民国家
第1節 超大国・米国の「越境」
第2節 衛星による「越境」
第3節 タイにみる「越境」問題
第4節 反権力としての「越境」
第1節 メディア・モーグルたち
第2節 世界を目指すマードック
第3節 米メディアの“マードック化”
第4節 ”マードック化“のグローバル化
第1節 コンピュータは智民をつくるか
第2節 韓国ネット新聞の熱闘
第3節 韓国に刺激された日本
第4節 中国のネットはいま
第5節 新メディアは智民も愚民もつくる
第1節 “EUの実験”に学ぶ
第2節 東アジア共同体の可能性
第3節 日本は何をなすべきか
第4節 日本のローカルは再生するか