書籍詳細:ボルドーvs. ブルゴーニュ
ボルドーvs. ブルゴーニュ せめぎあう情熱
- 紙の書籍
定価:税込 3,080円(本体価格 2,800円)
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内容紹介
世界を二分する二つのワインはなぜかくも違うのか。仏歴史地理学の泰斗が蘊蓄を傾けたワインの社会文化史。愛好家必読の書。
目次
第1章 「…あれほど気持ちよく証拠を鑑定できるんで…」
フランスのある亀裂
第2章 味の良いワインを産んだワイン通たちテロワールの物理的側面―誘惑と幻想
源をたどる:ガロ‐ロマン時代後期の二つの葡萄栽培地
中世ブルゴーニュ地方の教会・王族と味の良いワイン
とほうもないボルドーの特権
北からのいざない
ある共謀―パリとブルゴーニュ地方のワイン
軌を一にして長期熟成ワインを
ブルゴーニュ地方の開発が不足している好テロワール
南西地方―ボルドーが眼をつんだはずのテロワールでも
名テロワールの発見・創出
土壌と気象の条件を改善して
名ワインのヒエラルキーを強化した才能
質の高い葡萄栽培・ワイン醸造に共通する規則と産地ごとのニュアンスは
ボルドー、ブルゴーニュ:巧みな醸造の似ている点と違っている点
小規模な不正と大規模な不正
ブルゴーニュ地方のワインより量の多いボルドー地方のワイン
葡萄品種:偶然からでも必要からでもない選択
多量のキュヴェ、微量のキュヴェ
ブルジョワの葡萄畑、農民の葡萄畑
どこで飲まれているか
だるま型のボトルとグラス、すらりとしたボトルとグラス
美食家(グルメ)、食道楽(グルマン)
官能のワイン、頭脳のワイン
ある論議:カトリックのワイン、プロテスタントのワイン