書籍詳細:どうなる「ゆうちょ銀行」「かんぽ生保」

どうなる「ゆうちょ銀行」「かんぽ生保」 日本郵政グループのゆくえ

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
在庫なし
発刊年月
2007.09
ISBN
978-4-535-58512-6
判型
四六判
ページ数
240ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

いよいよ郵政民営化がスタートした。しかし、その実態は「官の衣を着た」まま。完全独立のためにはどうすればいいのかを探る。

目次

第1章 郵政民営化の9つの問題点

 1 郵貯・郵保の規模は縮小するのか?
 2 郵便局ネットワークを維持できるのか?
 3 郵便・貯金・保険サービスを維持できるのか?
 4 日本郵政会社・郵便貯金銀行・郵便保険会社の株式は市場で売却できるのか?
 5 郵政グループは政府のための組織であり続けるのか?
 6 郵政グループは雇用面でのリストラを行うのか?
 7 郵政グループは外資によって買収されるのか?
 8 特定郵便局はどうなるのか?
 9 民営化そのものの見直しはあるのだろうか?

第2章 郵政民営化が進んでいる道

 1 日本郵政株式会社の発足
 2 郵政事業の完全民営化までの道のり:3つのステップ
 3 「実施計画の骨格」(2006年7月31日)
 4 「実施計画」(2007年4月27日)

第3章 「郵政民営化委員会」は何を議論しているのか

 1 郵政民営化推進本部と郵政民営化委員会
 2 郵政民営化委員会は何を議論するところか
 3 「『実施計画の骨格』に対する所見」(2006年8月31日)
 4 「『新規業務の調査審議』に関する所見」(2006年12月20日)

第4章 日本郵政会社・郵便局会社のゆくえ

 1 日本郵政グループ
 2 日本郵政会社は何をしたいのか:「実施計画の骨格」
 3 郵便局会社は何をしたいのか:「実施計画の骨格」

第5章 郵便貯金銀行・郵便保険会社のゆくえ:金融機関大競争時代

 1 郵便貯金銀行は何をしたいのか:「実施計画の骨格」
 2 郵便保険会社は何をしたいのか:「実施計画の骨格」
 3 郵貯・郵保のゆくえ:郵政民営化委員会の民間金融機関等からのヒアリング
 4 郵貯・郵保のゆくえ:郵政民営化委員会に対する民間金融機関等の意見
 5 郵貯・郵保のゆくえ:郵政民営化委員会の見解

第6章 日本郵政グループの組織と職員

 1 日本郵政会社の組織と職員
 2 郵便事業会社の組織と職員
 3 郵便局会社の組織と職員
 4 郵便貯金銀行の組織と職員
 5 郵便保険会社の組織と職員

終 章 郵政民営化のゆくえ

 1 郵政民営化と国民の暮らし
 2 郵政民営化が成功するための提案

補章1 小泉前首相による郵政民営化の設計図

 1 郵政民営化の基本方針(2004年9月10日)
 2 郵政民営化法案の骨子(2005年4月4日)
 3 郵政民営化法案に関する合意(2005年4月27日)
 4 郵政民営化解散と「郵政民営化関連6法案」の成立(2005年10月14日)

補章2 郵政民営化で何が問題になったのか:郵政民営化の課題

 1 衆議院における郵政民営化関連法案の修正(2005年6月28日)
 2 参議院における「附帯決議」(2005年10月14日)