書籍詳細:ロイヤーメンタリング

ハーバード・ロースクール アラン・ダーショウィッツ教授の ロイヤーメンタリング

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
在庫なし
発刊年月
2008.01
ISBN
978-4-535-51492-8
判型
四六判
ページ数
272ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

「よい弁護士は悪い人を弁護すべきか?」「陪審裁判に勝訴する方法」など、世界で最も魅力的な法律家が贈る37のアドバイス!

目次

はじめに

・アドバイザーはただただ自分自身のことを語る

・ためになる経験とためにならない経験、ためになるアドバイスとためにならないアドバイス

・私自身のキャリアについて

Mentoring 1 自分にとってのヒーローは慎重に選ぼう!

・私が崇拝したヒーローたち

・誰にでも欠点がある

・裁判官の不正行為

・たった一人だけ残った完璧なヒーロー

Mentoring 2 情熱的に生きよう!

・人生を面白く生きるための姿勢

Mentoring 3 手ごわい敵を持つこと

・どんな敵がいるかであなたがわかる

Mentoring 4 最も得意だからといってそれを職業にするな

・毎日がチャレンジの連続でワクワクする人生

・法律は道具である。愛してはいけない

Mentoring 5 後悔しないために、やるべきことをやる

・もっと働くべきか?

・何にでも旬がある

・人生の分かれ道と一時的な優先順位の変化を区別する

Mentoring 6 誰にでも当てはまるアドバイスには従わない

・自分だけのキャリアプランを持つ

Mentoring 7 大金を稼ぐために真のチャンスを逃すな

・金の奴隷になってはいけない

Mentoring 8 たくさんあるもののために、少ししかないものを犠牲にするな

・刑事被告人に共通する特徴は何か

・「ノン・コンファーマブル」なアメリカ人の一人に選出

・ほとんどの隠蔽工作が成功している現実

Mentoring 9 弁護士にとって「善」とは何か?

・弁護士は依頼人の利益の代弁者である

・神父と弁護士の会話

・役割に基づく責任

Mentoring 10 よい弁護士は悪い人を弁護すべきか?

・私の妻が言ったこと

・マッカーシー旋風(赤狩り)、ローゼンバーグ事件と弁護士の存在

・政治的イデオロギーで弁護する相手を決めるべきか?

・言論の自由にかかわる事件と刑事弁護―私の弁護活動の原点

・変遷する「政治的な正しさ」と弁護士の受任の自由

・弁護士の受任の自由(裁量)について―マサチューセッツ州の事案

・不適切な弁護の例―熱心な弁護をしないこと

Mentoring 11 法曹界の赤狩り旋風から自分を守る

・O.J.シンプソン事件

・ローリー・レヴィンソン(ロヨラ・ロースクール副学長)への反論

・ピーター・ゲーベル(ロースクール教授)への反論

Mentoring 12 理想主義、現実主義、冷笑主義

・みんな正義より勝つことだけを考えている

・弁護士は現実主義者たれ

Mentoring 13 最後の試験

・弁護士という職業は終わりのない試験の連続

・自分自身の基準をもつこと

Mentoring 14 自分を疑うこと

・高校時代までの私

・私を変えた恩師

Mentoring 15 完璧は優秀の敵

・批判をおそれず、自分らしく

Mentoring 16 名誉ある職業?

・腐敗はどこにでもある

Mentoring 17 告 発

・裁判官の不正行為とロークラークの内部告発

Mentoring 18 よい弁護士と悪い弁護士、正直な弁護士と嘘つきの弁護士

・弁護士の評判は広報で決まる

・ある依頼人の訴え

・アメリカの司法制度の腐敗とその責任

・正直な弁護士の探し方

Mentoring 19 依頼者と友人は違う

・弁護士を利用する依頼人

・報酬は誘惑の源

Mentoring 20 弱音を吐くのは止めて、勝訴しよう

・高給取り弁護士の嘆き

・甘やかされた現代の若い弁護士

Mentoring 21 弁護技術をどうやって学ぶか?

・ロースクールだけでは学べない

・勝敗を決めるのは技術より準備

Mentoring 22 陪審裁判に勝訴する方法―「Aha(そう、そのとおり)」の理論

・被告人に証言させるべきか

・被告人に証言させることの危険性―O.J.シンプソン事件

・弁護技術―「Aha」の理論

Mentoring 23 裁判官による裁判に勝訴する―政治的正義

・判決は裁判官の出世に影響する

・裁判官とは、すこぶる政治的存在である

・裁判官は裁判の前に結論を決めている

Mentoring 24 最高裁判所での弁論

・ある死刑事件の弁護

Mentoring 25 自分の依頼者は誰か?

・理想と現実がぶつかるとき

Mentoring 26 敗訴するということ

・難しい事件を引き受ける弁護士はよく敗訴する

Mentoring 27 相手を甘く見るな

・勝訴に必要なのは周到な準備である

Mentoring 28 検察官の盲点

・検察官による不正行為

・検察官を監視するのは刑事弁護人の役割

・刑事事件における二つの真実

・検察官が不正を働く二つの理由

・違法収集証拠と検察官の不正

Mentoring 29 検察官と弁護人の違い

・検察官と弁護人の倫理的義務

・修正された対立構造

・検察官に求められる公正さ

Mentoring 30 弁護士の倫理―その他の矛盾

・もっとも大きな矛盾―弁護士倫理

・初めて法廷に立った事件で直面した疑問

・裁判官との対決

・嘘をつく証人に対する反対尋問

・再び裁判官との対決―弁護士倫理について

・法的倫理と個人的道徳の相反

Mentoring 31 いつ戦い、いつ譲歩すべきか

・弁護士が譲歩すべき場合

・クリントン元大統領のケース

Mentoring 32 批判との付き合い方

・耳を傾けるべき批判と無視すべき批判

・他人に褒められても真に受けないこと

Mentoring 33 よい弁護士は、よい人か?

・アンビュランス・チェイサー(救急車の追っかけ屋)は悪くない

・訴訟は世の中をよくすることに役立っている

・大金を稼ぐ大企業の弁護士たち

Mentoring 34 利己的な弁護士かどうかは「フッ素」テストでわかる?

・弁護士の利益と依頼人の利益、どちらを優先するか?

Mentoring 35 ロースクールの卒業生へ

・現実社会は不正に満ちている

・腐敗するかしないか、最初に決めなければならない

・他者の代理人としての弁護士の倫理

Mentoring 36 大学を卒業する諸君へ

・「真のアメリカ人」への同化

・人種、民族、性別

・アメリカの偉大さは多様性にある

Mentoring 37 よい人でなければいけないか?

・宗教と道徳

・真の英雄とはどういう人か?

・道徳的とはどういうことか?

・よい性格とはどういう性格か?