書籍詳細:夫婦で「がん」を生きる

夫婦で「がん」を生きる

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫なし
発刊年月
2008.02
ISBN
978-4-535-98287-1
判型
四六判
ページ数
208ページ
Cコード
C36
ジャンル

内容紹介

夫は咽頭がん、妻は乳がんののち、食道がんに……。がんをよく知り、がんと仲良くしながら生きる夫婦の、涙あり笑いありの闘病記。

目次

第1章 がんになった夫婦の心とくらし

がんをどう受け止めるか

新しいがん細胞が食道に

今回も外科治療を選択

私は中咽頭がん、妻は乳がんに

がんとアルコールの関係

夫でなければできない励まし方とは

記録をとり、それを書き残す

第2章 がん細胞とは何だろう

がんの定義

細胞とは何でしょう

人間を細胞レベルで理解する

60兆個の生命体がつくりだす個性

がん細胞の不思議な性質

がんを自然死させる研究

がん細胞は正常臓器より「賢い」

がん細胞と遺伝子の関係

がん細胞といかにつきあうか

第3章 がんは治るのか

過去を振り返ると

がんを告知されたら、まず考えること

よい医師とはどんな医師か

私の優れた医師判別法

がん治療の現状

抗がん剤への疑問

分子レベルで解明する研究

放射線治療のメリット

信じられないような症例

がん治療における第四の選択

オルタナティブ・メディスン(代替医療)

ゲルソン療法とは

第4章 妻の食道全摘手術

手術前の準備

インフォームド・コンセント

8時間におよぶ手術

集中治療室にて

一般病棟へ戻って

退院後の検査と外来診療

第5章 食道のない妻の食生活

入院中の食事

自宅での食事

ある日の献立

鍋料理のすすめ

第6章 後遺症とその対処法

退院6カ月で職場復帰

予防薬と食生活

妻のリンパ浮腫

私の後遺症

やめられないアルコール

病院の置かれた現状

よい病院は心が癒される

第7章 がんと仲良くしよう

がん患者も死亡率も女性は少ない

生命をつくる強さ

男性のできる仕事とは

環境破壊ががんを増殖させる?

柔らかな力―老子の言葉

愛とは何でしょう

がんを愛しましょう