書籍詳細:オイラー博士の素敵な数式

オイラー博士の素敵な数式

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,960円(本体価格 3,600円)
在庫なし
発刊年月
2008.02
ISBN
978-4-535-78477-2
判型
A5判
ページ数
394ページ
Cコード
C3041
ジャンル

内容紹介

オイラーの公式をはじめ、オイラーが発見した数式が、壮大なストーリーのなかで生き生きと描かれる。軽妙な語り口で楽しめる入門書。

目次

第1章 複素数

1.1 √-1 の謎

1.2 ケーリー-ハミルトンの定理とド・モアブルの定理

1.3 ラマヌジャンが計算した和

1.4 ベクトルの回転と負の振動数

1.5 コーシー-シュワルツ不等式と落石

1.6 正n角形と素数

1.7 フェルマーの最終定理と複素数の素因数分解

1.8 ディリクレの不連続積分

第2章 ベクトルの旅

2.1 歩幅が調和数列だったなら

2.2 風に乗って舞う鳥

2.3 犬と走る問題

2.4 猫とねずみの追いかけっこ

2.5 犬と走る問題の答

第3章 π2 が無理数であること

3.1 πが無理数であるとは

3.2 D-作用素

3.3 A(x) とB(x) を求める

3.4 R(πi) の値

3.5 ついに到達! 最後の一歩

第4章 フーリエ級数

4.1 振動する弦と波動方程式

4.2 周期関数とオイラーの級数

4.3 周期関数に関するフーリエの定理とパーセバルの等式

4.4 ギブス現象とヘンリー-ウィルブラハム

4.5 ガウス和のディリクレによる評価

4.6 フルビッツと等周不等式

第5章 フーリエ変換

5.1 瞬間的な値とディラック関数

5.2 フーリエの積分定理

5.3 レイリーのエネルギー公式,畳み込み,自己相関関数

5.4 一風変わったスペクトル

5.5 ポアソンの和公式

5.6 相互拡散と不確定性原理

5.7 ハーディ-シュスター積分

第6章 電気工学と√-1

6.1 なぜ電気工学なのか

6.2 LTI システム、畳み込み、伝達関数、因果性

6.3 変調定理、ラジオの仕組み、盗聴防止装置の作り方

6.4 サンプリング定理、フィルターを使った掛け算

6.5 フーリエ変換とフィルターを使ったもっとうまい仕掛け

6.6 片側変換、解析信号、単側波帯ラジオ

オイラーの生涯

――人として、数学者・物理学者として

訳者による付録

素敵な公式集

オイラー生誕300年記念祭

訳者あとがき

正誤情報

2008.11.07 errata78477-1_1and2.pdf

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