書籍詳細:たとえば、銀河がどら焼きだったら?

たとえば、銀河がどら焼きだったら? 宇宙比較講座

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,595円(本体価格 1,450円)
在庫なし
発刊年月
2008.07
ISBN
978-4-535-78485-7
判型
四六判
ページ数
136ページ
Cコード
C1044
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

宇宙論に登場する数字は、日常からかけはなれているため実感がわきにくい。身近なものにたとえ、宇宙の大きさをイメージ豊かに伝える。

目次

1. さあ夜空を眺めてみよう

夕日とカップラーメン──太陽の沈む速さ

満天の星の数──目で見える星

どこでも同じか?──夜空の星座

新しい単位を導入──光年

実はデコボコ──星座を横から見る

形は過去も未来も違う──星座の形

ぴったり同じ、でも違う──満月と太陽

いごとをかなえる正体──流れ星と隕石

2. かけがえのない地球

地球に聴診器をあてる──地球内部構造

海は広いな大きいな──大陸・海洋の面積比

デコボコはこれくらい──山の高さ、海底の深さ

引っ張る力──引力と重力

やはり貴重だ──地球上の水資源

スピードくらべ──徒歩・雨、・ペースシャトル

高度くらべ──リンゴと人工衛星

見えないけど重い──大気の底

これほど上昇──地球温暖化

3. 宇宙を見つめる目、すばる望遠鏡

常夏の島──日本とハワイ

人間には厳しい──マウナケアの環境

これほど巨大──すばる望遠鏡

これほど精密──すばるの主鏡

望遠鏡の能力──分解能

検出器の能力──量子効率

巨大CCD群──生成データ量も膨大

さらに大型に──次世代の超大型望遠鏡

4. 太陽系の仲間たち

もっとも近い天体──月

それは高速──地球の自転・公転速度

すいきんち……──惑星の定義

太陽系模型──惑星の軌道・大きさ・温度

回るまわる──惑星の自転・公転周期

小から大まである──小天体

いつどのように終わるか──太陽の一生

惑星の誕生──太陽系形成論

5. 星の大家族・銀河系

薄いどら焼き──銀河系の姿

太陽系の運動──銀河系の中

近いとはいえ遠い──近傍の星

顔色でわかる──星の温度

星のゆりかご──恒星の誕生

重さで決まる運命──星の死

1cm四方に100億個──ニュートリノと超新星1987A

ウルトラマンの故郷──M78星雲

6. 宇宙に広がる銀河たち

近くのどら焼き──アンドロメダ銀河

おとなりのどら焼き──二つのマゼラン雲

星の大家族を分類──銀河の形

定規は無理──天体の距離の測定法

さらに大きな構造──銀河群と銀河団、大規模構造

もっとも遠い銀河──トップ10

ダークマターはダークか?──暗黒物質

曲がる空間──重力レンズ効果

7. 宇宙の誕生、そして人間へ

熱い? 冷たい?──宇宙空間の温度

宇宙のはじまり──ビックバン

3分間でクッキング──元素をつくる

どこにでもあるか──ブラックホール

宇宙カレンダー──宇宙誕生から現代まで

砂は星より多い?──宇宙にある星のすべての数

太陽系以外の惑星──系外惑星

宇宙人の可能性──ドレイク方程式

書評掲載案内

■2010年03月『月刊 星ナビ』