書籍詳細:企業統治分析のフロンティア
シリーズ:叢書 企業社会の変容と法創造
企業社会の変容と法創造 企業統治分析のフロンティア
- 紙の書籍
定価:税込 4,620円(本体価格 4,200円)
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内容紹介
21世紀の望ましい企業法制・資本市場法制を展望しつつ、日本企業の統治構造のメカニズムを分析し、今後の制度設計に挑む。
目次
序 言 課題と焦点/宮島英昭
第1部 企業統治のメカニズム
第1部 企業統治のメカニズム
第1章 日本型企業取締役会の多元的進化――経営組織の構造はいかに分化したか/新田敬祐
第2章 日本の経営者は株価を最大化するインセンティブを持っているのか/久保克行・齋藤卓爾
第3章 株式会社は誰のために?――日米上場会社の経営理念から/広田真一・山野井順一
第4章 日本の従業員はなぜ株主重視のコーポレート・ガバナンスを支持するのか/宮本光晴
第5章 事業ポートフォリオの再編と企業統治――事業集約化からのアプローチ/青木英孝
第6章 日本のファミリー企業/齋藤卓爾
第7章 日本企業の買収防衛策導入と株主価値への影響/蟻川靖浩・光定洋介
第8章 会社法における種類株式設計の柔軟化とそのコスト/谷川寧彦・久保田安彦
第9章 CSRとコーポレート・ガバナンス/首藤 恵
第10章 日本の投資家保護法制の展開――法は金融市場のあり方に影響を与えたか?/宮島英昭・清水真人
第11章 20世紀日本企業のパフォーマンスと所有構造/宮島英昭・尾身祐介・川本真哉・齊藤 直
第12章 戦前期日本における企業統治の有効性――経営者交代メカニズムからのアプローチ/川本真哉・宮島英昭
補 章 戦前期日本におけるM&Aの動向と特徴――20世紀企業M&Aデータベースを用いた検討/今城 徹・宮島英昭