書籍詳細:法の科学 第39号
シリーズ:法の科学
法の科学 第39号 社会改造をめぐる理論的対抗――新自由主義と理論的対抗
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定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
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内容紹介
新自由主義に対する共通理解は? 自由と平等の相互関係は? 市場に対する政府規制のあり方は? 現代社会改造の理論構築を図る。
目次
巻頭言 日本国憲法60年/宇佐見大司
シンポジウム=社会改造をめぐる理論的対抗――新自由主義と理論的対抗新自由主義的構造改革に対抗する社会経済構想/土田 和博
憲法学と新自由主義(対抗理論の模索)/多田一路
行政の市場化・契約化と新自由主義/榊原秀訓
労働法改革をめぐる理論動向と対抗理論の可能性/矢野昌浩
新自由主義への理論的対抗に関する一考察/高田清恵
コメント/大島和夫
憲法改正プロセスにおける「国民」/奥野恒久
改憲の「受容」とナショナリズム/高橋 眞
労働者の分断と新自由主義の「受容」/岩佐卓也
格差=不平等・貧困社会とセーフティネット=人権/井上英夫
現代日本における「ナショナル・ミニマム」/脇田 滋
国民生活と「ナショナル・ミニマム」/唐鎌直義
犯罪被害者の刑事裁判への参加へのひとつのアプローチ/新倉 修
被害者参加と刑事裁判の変容/新屋達之
犯罪被害者の司法参加について/片山徒有
環境被害救済制度のあり方/吉村良一
東京大気汚染公害裁判と被害者救済制度/大江京子
水俣病被害者救済問題の現状と課題/園田昭人
海外動向
イタリア2006年憲法「改正」国民投票と立憲主義/吉田省三
フランス債務法改正草案に関する覚書/広峰正子
研究ノート
文化権についての一考察/田中幸世
山中康男の法律学から学ぶべきもの/田中教雄