書籍詳細:いまこそ学ぼうマクロ経済学

いまこそ学ぼうマクロ経済学

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,860円(本体価格 2,600円)
在庫なし
発刊年月
2008.11
ISBN
978-4-535-55567-9
判型
A5判
ページ数
304ページ
Cコード
C3033
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

マクロ経済学の基礎を全12章で理解できる構成。基本的なフレームワークに沿いながら、日本のマクロ経済への理解を深めてゆく。

目次

第1章 マクロ経済学の課題と視点

1 貧しい国と豊かな国

2 発展と停滞

3 好況と不況、インフレとデフレ

4 経済政策の効果と弊害

5 世界経済との関わり

6 マクロ経済学の視点

第2章 所得と物価を測る

1 経済の循環

2 生産と所得

3 付加価値とは?

4 GDPとは?

5 最終財への支出としてのGDP

6 実質GDPとGDPデフレータ

7 消費者物価指数

8 実質金利と金融政策

第3章 経済成長のメカニズム

1 労働生産性とは?

2 労働生産性をどう分析するか?

3 投資は経済成長をもたらすか?

4 投資は所得水準を高めるか?

5 全要素生産性とは何か?

6 全要素生産性と経済成長

第4章 何が生産性を決めるのか

1 研究開発と技術知識

2 産業のダイナミックな変化

3 教育と労働者の質

4 泥棒と賄賂(レント・シーキング)

5 所有権と社会的基盤

6 歴史と政治体制

第5章 金融システムの機能

1 金融システムとは

2 金融システムの三つの機能

3 金融危機

4 金融システムと経済成長

5 貯蓄・投資と資金の流れ

6 金融市場と利子率

第6章 貨幣の役割と金融政策

1 貨幣とは何か?

2 人々は、なぜ貨幣を持つのか?

3 なぜ通貨の発行は中央銀行だけに認められているのか?

4 民間も「貨幣」を発行している?

5 貨幣の量をどう測るか?

6 マネーサプライはどのようにして増えるのか?

7 信用創造と貨幣乗数

8 マネーサプライと物価

9 中央銀行と金融政策

10 短期金利と金融政策の運営

第7章 貿易と資本移動のマクロ経済学

1 貿易と資本移動

2 名目為替レートと実質為替レート

3 為替レートの決定要因

4 純輸出等はどのように決まるのか?

5 変動相場制と固定相場制

6 資本逃避と通貨危機

第8章 消費と投資

A 消費

1 ある人の人生設計

2 個人の予算制約

3 減税の効果はあるか?

4 恒常所得仮説・ライフサイクル仮説

5 金利と近視眼的行動が消費に及ぼす影響

6 不確実性と消費

7 借入制約と消費

B 投資

8 あなたが会社の社長だったら

9 望ましい資本ストック

10 投資の調整コスト

11 株価と投資

12 借入れ制約と投資

13 不確実性と投資

第9章 景気循環のメカニズム

1 景気循環の特徴

2 景気循環の理論――ショックと波及過程

3 総需要と総供給

4 総需要曲線はなぜ右下がりか?

5 総供給曲線

6 物価と実質GDPはどのように決まるか?

第10章 景気循環と失業

A 景気循環のメカニズム

1 需要ショックとは?

2 需要ショックが物価と生産に及ぼす影響

3 供給ショックとは?

4 供給ショックが物価と生産に及ぼす影響

5 総需要・総供給を超えて

B 労働市場

1 失業率とは?

2 失業の実態

3 失業率の変動

4 自然失業率の要因

5 循環的失業率とフィリップス曲線

第11章 経済の効率性と金融政策ルール

1 インフレ・デフレによる社会的損失

2 生産の変動による社会的損失

3 金融政策の目的と効果

4 中央銀行の独立性

5 金融政策ルール

6 コミットメント

第12章 財政赤字の効率性と持続可能性

1 日本の財政状況

2 政府の予算制約

3 リカードの等価定理

4 税によるひずみとタックス・スムージング

5 財政赤字削減の非ケインズ効果

6 国債の持続可能性

7 財政赤字の社会的コスト

8 おわりに

書評掲載案内

■2008年12月1日付『フジサンケイビジネスアイ』読書欄(19面)で紹介

正誤情報

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