書籍詳細:

2000.8月号の画像の画像
  • 紙の書籍
[特集1]
日本社会のシステム変容と法
定価:税込 1,466円(本体価格 1,333円)
発刊年月
2000.07
判型
B5判

内容紹介

目次

【法律時評】

犯罪被害者二法と犯罪被害者の権利 川崎英明



特集=日本社会のシステム変容と法

90年代日本法の変容 吉田克己

不良債権の回収と法 北見良嗣

脱冷戦の思考─自己決定権と社会的共同性 金子 勝



特集=大学改革・司法改革の原点から(1)

大学改革・司法改革の原点から─課題の提起 戒能通厚

法学・政治学教育と法曹養成 大木雅夫

法学教育の位置と法曹養成 広渡清吾

企業法務と教養・基礎法教育 柏木 昇



【論説等】

アメリカおよびドイツの脳死否定論

 ─外国における脳死論議の新しい動向 中山研一

法曹養成と法科大学院構想

 ─琉球大学法文学部における検討と取組をふまえて 徳本 穰

地方における法学教育研究会について 岡山大学法学部

ロースクール設置準備室

公共事業考─箱根用水のこと

 <続・市民法の目・16> 清水 誠

憲法裁判官としてのベッケンフェルデ

 <国家と自由/憲法学の可能性・25> 渡辺康行

制度伝説─『自由と特権の距離』補遺

 <国家と自由/憲法学の可能性・26> 石川健治

合意相殺の類型化と第三者に対する効力

 ─ドイツ法を手がかりに●取引法研究会レポート 村山洋介

「国民が利用しやすい司法」・「国民の期待に応える民事司法」の内実

 <司法制度改革審議会ウォッチング・8> 今関源成

第50回“社会を明るくする運動”に寄せて 清水義悳

■資料/声明「今こそ政治腐敗の真の防止措置を!!」ほか 政治改革オンブズパーソン



【B&Aレビュー】

松原芳博「可罰的責任論の現状と展望」

 ●刑事法学の動き 鈴木茂嗣

上野友靖「少年法における刑事処分の意義」

 ●刑事法学の動き 吉岡一男

佐久間毅「民法109条の表見代理」ほか

 ●民法学のあゆみ 後藤元伸



【メディア判例研究】

少年の実名掲載と少年法61条

 ─「新潮45」少年実名報道事件 田島泰彦



【民事判例研究】

障害年金受給権喪失による逸失利益を認めた事例 若林三奈



【労働判例研究】

時季変更権不行使の意思表示の取消

 ─全日本空輸(大阪空港支店)事件 奥田香子



【最高裁新判例紹介】

刑事関係─平成12年2月17日第2小法廷決定(業務妨害被害事件)

    ─平成12年2月24日第2小法廷決定(鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律違反被害事件)





【史料の窓】

北総平民倶楽部の研究会日誌 林 彰



新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム