書籍詳細:財政金融制度のグローバルスタンダード[増補改訂版]

財政金融制度のグローバルスタンダード[増補改訂版] ロンドンからの視点

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  • 紙の書籍
定価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
在庫なし
発刊年月
2009.02
ISBN
978-4-535-55590-7
判型
A5判
ページ数
432ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

世界恐慌の様相を呈する現在、改めて財政金 融制度のあり方が問われている。グローバル スタンダードとは何か。ロンドンからの発信。

目次

序 章 ロンドンからの視点

1 日本に適した金融制度とは

2 英系マーチャント・バンクの危機

3 シティーのプレーヤーの強み-分析力

4 プロ野球型と社会人野球型-日本型経営の限界

5 日本型金融をどう見るか

6 欧州通貨統合は一種の政治統合

7 ビッグ・バンはまだ進行中

8 狂牛病とメージャー政権の行方

9 英国の政治制度

10 金融機関の規制・監督のあり方(1)

11 金融機関の規制・監督のあり方(2)

12 英国から日本経済を見る

第1章 財政金融制度のグローバルスタンダード

1 財政と金融

2 欧州通貨統合の本質

3 金融機関の規制・監督のあり方

4 1990年代における国際金融上の諸問題

5 デリバティブの発達と金融の規制・監督

6 外国為替市場におけるシティーの見方

第2章 英国における金融制度改革と政治、行政制度

1 証券取引所関連の新たな動き

2 決済制度の動き

3 保険、証券の改革

4 ベアリングズ事件

5 英国における金融機関規制・監督体制の見直し

6 英国の選挙制度と政治情勢

7 予算制度等の改革

第3章 ロンドンから見た日本の財政・金融

1 不良債権問題とジャパン・プレミアム

2 住専問題

3 日本における規制・監督のあり方

4 大和銀行事件、住友商事事件、その他のトピックス

5 日本の財政に対する見方

6 東京国際金融市場活性化のための提言

第4章 その後の研究

1 アジア通貨危機と香港のカレンシーボード制

2 英国と比較した日本の政治と行政――政官分離か一体化か