書籍詳細:リーガル・ライティング

リーガル・ライティング 法律論文の書き方

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,520円(本体価格 3,200円)
在庫なし
発刊年月
2009.03
ISBN
978-4-535-51663-2
判型
A5判
ページ数
276ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

周到・綿密かつ熱心なアドバイスで、米国で圧倒的支持を得ている本書は、法律論文のみならず学生のレポートにも極めて有益。

目次

1 論文と学生論文:基礎

A.第一のステップ:主張を選択する
B.論文の構成
C.実務用の文書を学術論文に書き換える場合
D.時間配分
E.削除する部分を決定する
F.タイトルを選ぶ
G.まとめ

2 期末レポート

A.序論:期末レポートと学術論文を比較する
B.指導教員が何を期待しているのかを理解する
C.テーマを見つける
D.時間配分
E.期末レポートを公表可能な論文にする

3 リサーチ

A.例となる判例と付随した判例を確定する
B.法を理解する
C.リサーチから執筆に移行する時期

4 執筆

A.怠惰な読者はいない:いるのは「忙しい読者」だけである
B.推敲を重ねる
C.ひとつの段落中に、赤ペンの印がなければ、もう一度見直す
D.読み返さなければ理解できない箇所は、書き換える
E.“新しい目”で原稿を読む
F.第一稿は素早く書き上げる/行き詰まったら飛ばし書きをしながら、執筆の壁を乗り越える
G.指導教員(と編集員)のアドバイスに適切に対応する
H.小見出しを活用する
I.目次を活用する
J.ひらめきはすべて書き留めておく
K.確認しておきたい事項:論理
L.確認しておきたい事項:ライティング
M.校正

5 証拠を正しく用いる

A.資料の原典を読み、引用し、出典を記す
B.依拠してもよい研究を確認する
C.賢明な妥協
D.使用する用語に注意を払う
E.予測される読者の誤解を避けるように努める
F.資料を理解する
G.調査結果を正しく取り扱う
H.推定を明らかにする
I.比較が合理的であるかどうかを確認する
J.出典確認の練習問題
K.まとめ

6 他の論文の引用出典を確認する

A.出典確認作業の勧め
B.法学紀要編集員への勧め

7 投稿と公表

A.学外ジャーナルへの投稿
B.ロー・ジャーナル編集員との共同作業
C.論文発表前の公表
D.発表された論文を再び公表する
E.次の論文を計画する

8 論文コンペティションに参加する

A.なぜ参加すべきなのか
B.受賞論文を公刊しないコンペティション
C.出版が保証されたコンペティション
D.出版の機会を与える賞
E.公刊された論文を求める賞
F.未公刊論文を求める賞

9 学術的倫理

A.剽窃を避けること
B.率直であること
C.対立する意見をもつ人に公正で礼儀正しくあること
D.論文を掲載する法学紀要編集員に公正であること
E.守秘義務に従うこと
F.資料を公正に取り扱うこと
G.未公開資料を提示できること