書籍詳細:債権総論1

債権総論1

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,593円(本体価格 4,175円)
在庫なし
発刊年月
1990.10
旧ISBN
4-535-06401-6
ISBN
978-4-535-06401-0
判型
A5判
Cコード
C3332
ジャンル

内容紹介

今日の債権法領域には多様な理論課題が提供ないし発見される。本講座は「椿民法学」の展望の中から選定されたそうした課題に第一線の学者・実務家が理論方向を示すものであり、取引実務の基礎としても役立つものである。

目次

第1講 債権総論という講学分野は、どのような未来像が考えられるか
第2講 債権に基づく妨害排除の問題は、なお論ずべき点を残していないか
第3講 債権者代位権の現代的機能はどこにあるか
第4講 詐害行為取消権制度は、その適用上、拡大と縮小のどちらを向くべきか
第5講 詐害行為取消権の法的構成は、どのように展望すべきか
第6講 特殊な債権譲渡とは、どういう法律問題か
第7講 指名債権の二重譲渡において残された論点は何か
第8講 履行引受は、原則として債権引受に吸収・溶解されるべきか
第9講 売買契約上の地位の譲渡はどう考えるべきか
第10講 金利の規制方法は、どのように考えるべきか
第11講 将来における別除権付債権は、どのように取り扱うべきか