書籍詳細:憲法の理論を求めて

憲法の理論を求めて 奥平憲法学の継承と展開

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
在庫なし
発刊年月
2009.05
ISBN
978-4-535-51626-7
判型
A5判
ページ数
320ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

編者のほか、山元一、阪口正二郎、川岸令和、佐々木弘通、蟻川恒正、愛敬浩二、西原博史、石川健治各氏が奥平先生の傘寿に力作を発表。

目次

日本における法治国概念の継受――行政法学での縮減と憲法学での拡張/長谷部恭男

憲法理論における自由の構造転換の可能性(1)――共和主義憲法理論のためのひとつの覚書/山元 一

表現の自由の原理論における「公」と「私」――「自己統治」と「自律」の間/阪口正二郎

表現の機会を求めて――アクセスが沈黙を呼ぶパラドクスを超えられるか/川岸令和

「表現の自由」訴訟における「憲法上保護された行為」への着目/佐々木弘通

会社の言論/蟻川恒正

世代を超えた共同作業としての憲法――奥平憲法学と「物語」論/愛敬浩二

憲法上の権利と制度との関係をめぐって/西原博史

「事前の権利」――差止めと損害賠償請求の狭間で/中島 徹

権力とグラフィクス/石川健治