書籍詳細:自律訓練法 改訂版

自律訓練法 改訂版

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,860円(本体価格 2,600円)
在庫なし
発刊年月
2009.05
ISBN
978-4-535-56278-3
判型
A5判
ページ数
232ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

ストレスの解消、筋肉の弛緩、神経の興奮を鎮める効果をもつ自律訓練法。改訂版では、子どもへの適用を中心に全面リニューアル。

目次

第1章 自律訓練法の概要



1. 催眠から自律訓練法へ

2. 自律訓練法の発展

3. 日本への自律訓練法の導入と発展

4. 自律訓練法の特徴

5. 自律訓練法(自律療法)の技法体系

6. 自律訓練法の適応と禁忌



第2章 心身症への自律訓練法の適用



1. 自律訓練法の適用状況に関する2つの調査報告

2. 心療内科における自律訓練法の適用状況

3. 心身症への自律訓練法の適用過程

4. 自律訓練法を適用する際の判断の要因



第3章 自律訓練法の導入方法



1. 自律訓練法の導入時に注意すべきこと

2. 自律訓練法をどのように説明するか



第4章 自律訓練法(標準練習)の指導実際



1. 標準練習の指導を始める前に

2. 標準練習の公式

3. 背景公式(安静練習)の指導実際

4. 第1公式(重感練習)の指導実際

5. 第2公式(温感練習)の指導実際

6. 第3公式(心臓調整練習)の指導実際

7. 第4公式(呼吸調整練習)の指導実際

8. 第5公式(内臓調整練習)の指導実際

9. 第6公式(額涼感練習)の指導実際

10. 指導公式の組み合わせ



第5章 練習記録の必要性と活用法



1. 自律訓練法練習記録の必要性と利用方法

2. 心身相関の理解が促進された事例

3. “自然”がキーワードとなった事例

4. 事例における練習記録の総括



第6章 心理生理的変化と治療効果の判定



1. 自律訓練法による心理生理的変化

2. 自律訓練法前後の皮膚温の変化

3. 自律訓練法前後の心拍数の変化

4. 自律訓練法前後の指尖容積脈波の変化

5. 自律訓練法前後のCMI健康調査表とY-G性格検査の変化

6. 自律訓練法前後のGHQ精神健康調査票の変化

7. 自律訓練法前後の不安得点の変化

8. 自律訓練法による治療効果の判定

9. 自律訓練法の効果のフィードバック



第7章 黙想練習(自律性黙想法)



1. 黙想練習とは

2. 黙想練習の内容

3. 黙想練習を始める前に

4. 黙想練習の指導実際

5. 黙想練習の適応と注意点



第8章 自律性修正法



1. 自律性修正法とは

2. 特定器官公式

3. 意志訓練公式

4. 特殊公式の作り方と注意点

5. 自律性修正法の指導実際



第9章 自律性中和法



1. 自律性解放(自発性放電)

2. 自律性中和法

3. 自律性除反応

4. 自律性言語化

5. 自律性除反応の進め方

6. 自律性除反応の指導実際

7. 中和法を用いた事例



第10章 空間感覚練習



1. 空間感覚練習とは

2. 空間感覚練習の公式

3. 空間感覚練習の指導実際

4. 空間感覚練習の適用とその効果



第11章 その他の練習技法:睡眠導入公式と「身体感覚への気づきの練習」



1. 睡眠導入公式とは

2. 睡眠導入公式の内容

3. 睡眠導入公式の指導実際

4. 睡眠導入公式の適用とその効果

5. 自律訓練法における気づきの促進効果

6. 「身体感覚への気づきの練習」とは

7. 「身体感覚への気づきの練習」の指導実際

8. 「身体感覚への気づきの練習」の治療的効果

9. イメージを用いた気づきの練習



第12章 他の治療法との併用



1. 自律訓練法と他の治療法との併用

2. 自律訓練法と他の治療法との併用パターンの分類

3. 自律訓練法と他の治療法を併用する際の留意点



第13章 自律訓練法の集団への適用



1. 集団自律訓練法

2. 集団自律訓練法の2つのタイプ

3. 集団自律訓練法の指導実際

4. 集団自律訓練法の効果と問題点



第14章 小児への自律訓練法の適用



1. 小児心身症への自律訓練法

2. 小児に自律訓練法を導入するための配慮

3. 母親への自律訓練法の適用

4. 小児科領域における適用過程のまとめ



第15章 学校教育における自律訓練法の適用



1. 学校教育におけるリラクセーションと自律訓練法

2. 学校教育への導入と展開

3. 児童生徒への活用

4. 教師への活用

5. 学校教育における適用の課題



第16章 治療法からストレス対処法へ



1. 継続して練習することを勧める理由

2. 治療法からストレス対処法へ

3. 自己練習を続けよう