書籍詳細:アフリカ問題 開発と援助の世界史

アフリカ問題 開発と援助の世界史

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,630円(本体価格 3,300円)
在庫なし
発刊年月
2009.11
ISBN
978-4-535-55505-1
判型
A5判
ページ数
344ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

「成長しない経済」から急激な成長反転、そして経済危機後の混迷へ。世界の苦悩の縮図、アフリカを通し、開発と援助の本質に迫る。

目次

第1章 開発思想の誕生



1.南北問題という思想

2.新政策、開発援助

3.南北問題論の混迷



第2章 南北問題からアフリカ問題へ



1.新しい開発思想

2.アフリカ問題の浮上

3.アフリカ問題の時代



第3章 アフリカ農業とリカードの罠



1.20世紀アフリカの経済動向

2.アフリカにおける穀物生産

3.穀物生産性と経済成長



第4章 農業と工業をむすぶ貧困の連関



1.低雇用高賃金製造業

2.低投入低収量高価格農業

3.アフリカ低成長分析



第5章 アフリカの成長反転



1.経済成長の様相

2.アフリカの政治

3.拡大する企業のプレゼンス



第6章 アフリカ問題の新しい展開



1.開発途上国の経済成長をどう理解するか

2.ODAの新しい展開

3.政策科学としての援助論

書評掲載案内

■2010年1月24日付『日本経済新聞』(21面)