書籍詳細:旧超大国の国際関係

旧超大国の国際関係

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  • 鴨 武彦
  • 編集
  • 紙の書籍
定価:税込 2,420円(本体価格 2,200円)
在庫なし
発刊年月
1993.08
旧ISBN
4-535-06621-3
ISBN
978-4-535-06621-2
判型
四六判
ページ数
292ページ
Cコード
C3331
ジャンル

内容紹介

1990年代の世界は、世界政治経済の枠組みやダイナミズムを大きく変えようとしている。冷戦はなぜどのように終焉したのか。次の国際秩序はどのように再編されるのか。各分野の専門家が新鮮な感受性をもってこうした歴史の変革の複雑な歩みやこれからの方向、あり様を、分析・展開する。

目次

第1章 世界政治における冷戦構造の崩壊と終焉
 1 序説
 2 「冷戦の構造」とは何であったのか
 3 「冷戦の構造」はなぜ崩壊したのか
 4 冷戦の終焉の意味

第2章 冷戦の終焉とソ連邦崩壊の後
 1 ペレストロイカから革命へ
 2 ソ連邦崩壊とその衝撃

第3章 軍事戦略と核抑止論の変遷
 1 安全保障環境の激変
 2 冷戦期における米国尾軍事戦略の変遷
 3 ソ連の軍事戦略の変遷
 4 冷戦の終結と米国の軍事戦略の転換

第4章 転換期の軍備管理・軍縮交渉
 1 1960─70年代の軍備管理・軍縮
 2 転換期
 3 「全般的・包括的軍縮」交渉の開始
 4 「周辺(ペリフェリー)」での新軍拡競争

第5章 クリントン外交の課題と展望
 1 クリントン民主党政権の登場
 2 国内経済の建て直し
 3 クリントンの外交・安全保障政策
 4 クリントン政権が直面した課題
 5 クリントンの人権・環境政策
 6 クリントン政権の課題