書籍詳細:憲法解釈方法論の再構成

憲法解釈方法論の再構成 合衆国における原意主義論争を素材として

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,400円(本体価格 4,000円)
在庫なし
発刊年月
2010.02
ISBN
978-4-535-51730-1
判型
A5判
ページ数
216ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

米国の原意主義論争につき、修正14条に対比して修正9条を検討素材として分析検討し、既存の「近代的」解釈方法論の再構成を試みる。

目次

序 章 多元化する社会における憲法



第1章 合衆国における憲法解釈方法論の展開と動揺



第1節 合衆国における憲法解釈方法論の展開

第2節 原意主義論争

第3節 原意主義の現段階と課題



第2章 修正14条解釈における原意主義



第1節 憲法解釈方法論と解釈の対象

第2節 修正14条解釈の歴史

第3節 修正14条解釈における原意主義



第3章 修正9条解釈における原意主義



第1節 1965年以前の修正9条

第2節 グリスウォルド判決

第3節 修正9条解釈の展開:その1―萌芽と展開

第4節 修正9条解釈の展開:その2―発展と多様化

第5節 修正9条解釈の現在



第4章 憲法解釈方法論の再構成



第1節 原意主義再論

第2節 原意主義・非原意主義論争の新局面

第3節 憲法解釈方法論をめぐる新たな問題

第4節 近代主義的憲法解釈方法論の意義と限界

第5節 憲法解釈方法論の再構成



終 章 揺らぎのなかにある憲法学