書籍詳細:事例に学ぶ糖尿病患者への心理的アプローチ

事例に学ぶ糖尿病患者への心理的アプローチ

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫なし
発刊年月
2010.05
ISBN
978-4-535-98329-8
判型
四六判
ページ数
188ページ
Cコード
C3047
ジャンル

内容紹介

糖尿病患者を受容・共感し、エンパワーメントする心理的アプローチ、その具体的なノウハウを、事例を紹介しつつ説明する。

目次

Part1 心理的アプローチのキーポイント



 1. 医療者のあり方



  エンパワーメント(empowerment)とは

  「雀の学校」から「めだかの学校」へ

  糖尿病の知識を臨床に生かす

  人類は糖尿病になりやすい体質



 2. 糖尿病と食



  糖尿病と食(1)-「くいしんぼう」という隠喩を用いた治療

   事例紹介1(恵美さん 54歳)

  糖尿病と食(2)-おいしいものも食べられる食事療法

  糖尿病と食(3)-咀嚼回数が減っている



 3. 糖尿病と心理的負担



  糖尿病と精神的苦痛

   事例紹介2(よしえさん 60歳)

   事例紹介3(太郎さん 63歳)

  糖尿病とうつ病(1)-15~25%がうつ病を併発

  糖尿病とうつ病(2)-血糖コントロールが不良になる

  糖尿病とうつ病(3)-セルフ・ケアは大きな負担

   事例紹介4(次郎さん 51歳)

  燃え尽き(バーンアウト)症候群

   事例紹介5(三郎さん 40歳)

  働き盛りの時期の糖尿病

  糖尿病の治療経過と性格

  共依存

  メタボリック症候群

  糖尿病と摂食障害(1)-1型は摂食障害を併発しやすい

   事例紹介6(ひろ子さん 60歳)

  糖尿病と摂食障害(2)-体重や体型のこだわり

   事例紹介7(恵子さん 36歳)

  糖尿病治療の心理・社会的側面に焦点をあてた調査研究DAWN Japan 03から







Part 2 心理的アプローチの実際



 1. 対応のキーポイント



  「やってみよう」という気持ちを育む

  「患者さんとみなされているひと」と、一呼吸を置いて患者さんをみてみる

  医療者の1%のひらめきは糖尿病治療の50%に匹敵する

  患者さんとの治療関係づくり

  短い診療時間

  治療的会話について

  患者さんを理解するために

  解決志向アプローチ

  動機づけ面接

  治療動機を育む質問

  患者さんに合わせる



 2. 再帰的質問



  再帰的質問は、医療者-患者関係を促進する

  再帰的質問の亜型

  「お迎え」質問

   事例紹介8(四郎さん 67歳)



 3. 治療会話を促進する質問



  糖尿病の臨床での治療会話を促進する質問の例

   事例紹介9(五郎さん 55歳)



 4. 糖尿病に対して積極的に取り組むことは少ない反面、仕事には熱心で、

    社会に適応している患者さんへのアプローチ

     事例紹介10(六郎さん 55歳)



 5. 肯定的アプローチ



  肯定的アプローチ(1)-「頑張る力」を高める

  肯定的アプローチ(2)-数値の評価に走らない

  まとめ