書籍詳細:東京23区 自治権拡充運動と「首都行政制度」の構想

東京23区 自治権拡充運動と「首都行政制度」の構想 基礎的地方公共団体への道

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
在庫なし
発刊年月
2010.07
ISBN
978-4-535-51756-1
判型
A5判
ページ数
176ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

23区の基礎的地方公共団体への道のりを跡づけ、集権体制の都区制度から特別区重視の仕組みへの転換を求める自治権拡充運動の歴史。

目次

発刊に寄せて――大森彌



(1)知られていない「都と区」



 1 「東京」って、どこ?

 2 「東京」の誕生と「区」の誕生

 3 東京の「区」の歩み

 4 戦後民主改革と都区制度



(2)特別区自治権拡充運動(第1期)



 1 自治権拡充運動の始まり

 2 中立委員裁定とGHQ覚書事件

 3 地方行政調査委員会議の判断

 4 昭和27年地方自治法改正とその時代背景



(3)「首都行政制度の構想」立案と運動



 1 第2期自治権拡充(復権)運動の開始

 2 復権に向けて理論武装

 3 特別区制度の合理化

 4 黙殺から対抗へ

 5 安井都知事の軌道修正

 6 地制調の意見聴取と東都知事就任

 7 都制調答申案の修正

 8 「構想」の実現――地制調の答申と法改正



(4)基礎的地方公共団体への道



 1 区長公選制復活の背景

 2 都区の役割の明確化と新しい協力関係を求めて

 3 甦る先達の思い



(5) 復刻『首都行政制度の構想』



関連資料集(第2章・第3章関連資料)



第1期:自治権拡充運動関連年表



第2期:自治権拡充(復権)運動関連年表