書籍詳細:友だちってなんだろう

友だちってなんだろう

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,650円(本体価格 1,500円)
在庫なし
発刊年月
2010.08
ISBN
978-4-535-56290-5
判型
四六判
ページ数
176ページ
Cコード
C37
ジャンル

内容紹介

大人も子どもも人間関係が難しくなっている。多種多様な友だちづきあいはなぜ必要なのか。児童精神科医と教師が現場での実態を語り合う。

目次

第1部 子どもの人間関係は難しくなっている!?(岡崎)



はじめに

友だち関係をつなぐアイテム

あとくされを残さないケンカのしかた

ホンネが言えない人間関係

ホンネの出し方がわからない?

人の評価が気になる――敵をつくって友だちになる

ホンネが言える子、言えない子

友だちづきあいのアイテム「交換ノート」

生活経験の貧困が生み出すもの

「悪」とのつきあいで学べること

自分の存在を認めさせるエネルギー

「はみ出さない」ことへの危うさ

親バカぐらいがちょうどいい

家庭に「先生」はいらない

友だちづきあいに口をはさむ親

子どもへの注意のしかたがわからない大人たち



第2部 豊かな人間関係の中で子どもは育つ(佐々木)



ほめて育つ

ケンカは仲直りに意味がある

人を信じる力は親子関係の中で

相手を尊重できる子どもはケンカができる

友だちと育ちあう

喜びを分かち合う

仲間とくつろげない若者たち

コミュニケーションは変質しているのか

本音が言える子どもに

ありのままでいられる関係

親のエゴと自己愛

子どもが親に反逆するとき

焦らないで、待つ

相手の嫌がることをする子どもの心理

子どもがくつろげるかかわり

頼り、頼られる関係を

自分を見守ってくれる存在



第3部 子どもを取り巻く環境をめぐって(対談)



いろいろな友だちと育ち合う意味

「こっち見て」行動の心理

友だちってなんだろう?

学校ってどんな場所?

もっともっと親が伝えるべきこと

子どもの欠点にばかり目がいく大人たち

大人は子どもに育てられる

地域で子どもが育つ意味

女王様、ボス……支配的な友だちとのつき合い方

友だち関係を信用できない親たち

赤ちゃんの欲求にこたえる

信頼関係の基盤

学びあう力

尊敬できる手本の存在



あとがき